BRM226千葉300

花粉症シーズン初のブルベを無事完走。寒かった、向かい風がきつかった、眠かった、暑かった。

2/26 22時にスタートし、2/27の17時過ぎにゴール。制限時間20時間のところで19時間と結構ギリギリ。前中後と100Kmずつ区切って、5時間/9時間/5時間という見事な中だるみ。心配した花粉症は、スタート前に薬を服用したためか、割と平気だった。しかし、コース中の所々で杉林が花粉で真っ赤に染まっていて、ゾッとした。これから暖かくなっていくというのに、外に出るのが億劫になってしまう。

■スタートから100Kmまで
寒かった。が、寒さを予想して着込んでおいたので、なんとか耐えられた。コースもよく知っているし、しかも夜で何も見えないので、淡々と5時間で100Km。

■100Kmから200Kmまで
大多喜のPC3では、店内に仮設された椅子に座って、イタリアからの来たという参加者（男）と会話（日本語で）。私が「千葉は山はないけど海沿いの風がキツイ。」と言うと、彼から「アルプスを走ったことがあるので山は慣れているけど、風には慣れてない。」と返ってきた。そんな彼に、朝になったら向かい風になるはずという情報を提供した。残念ながら、その予報は的中してしまった訳で。。。彼は留学生とのことなので、是非また千葉ブルベに参加して、風にも慣れて頂きたい。ちなみに、私もアルプスは走ったことあるぞ。日本アルプスだけど。で、しばらく話をしていたら、仮設スペース内に人が増えてきたので、席を空けることにして、お互いの健闘を祈って握手で別れた。彼とはその後ちょくちょくすれ違って、最後に会ったのが白浜のPC4。それほど時間的に余裕はなかったはずなので、完走できてるといいのだが。

そして鴨川以降、中だるみの最大の原因となった強烈な（眠気＋向かい風）との戦い。時速が10Km前後しか出ず、全く進まない。白浜の海岸沿いで、道路を背に海を見ながら仮眠。PC4まで頑張ろうと手前数Kmのところまで来たのだが、意識が朦朧としてきて転倒の危険を感じたので、安全をとった。そして、休み休みで11時に白浜のPC4に到着。油断すると眠気で倒れそうだった。ここまで来れば、白浜以降の残り100Kmは追い風。18時の制限時間に間に合うように、残り100Km5時間として、12時スタート17時ゴールを目安に、30分位仮眠。寝る前に食べたパスタで胃がやられた。PCに着く前からパスタを食べようと心に決めていて、胃はたらこパスタ等のあっさり系を望んでいたのだが、よりにもよってケチャップとチーズのどぎついパスタしか店頭に無かった。もう、パスタしか頭に無かったので頑張って食べたが、胃は正直。止めておけばよかった。

南房総の金剛院の桜が綺麗だった。境内から観るといまいちだったので、外から撮影。撮影した直後は眠気が多少治まったが、覚醒時間はあっという間に終わってしまった。

■200Kmからゴールまで
仮眠したのですっきり。しかも追い風だったので、気持ち良く走れた。とは言え、暑かった。この日の館山の最高気温は17℃。夜間の寒さを基準にしたウェア構成では暑いのなんの。道中、重ね着していたインナーを調整したり、タイツの下に着けていたレッグウォーマーを外したりしたが、それでも足りず。終いには、長袖の腕をまくって、グローブも外して放熱。ちなみに今回、鹿野山からの下り始めがいつものルートではなく、マザー牧場から少し先まで行ってから下るルートに変更されていた。そのため、マザー牧場以降も微妙に上りが続いて嫌な感じだった。でも、下りは以前より気持ち良かったので、精神的には±0かな。

ちなみに、今回用意したウェアは以下（強調がスタート時点で着けていたもの）。
（内）アームウォーマー
（内）レッグウォーマー
（頭）ウォームキャップ
（頭）イアーウォーマ
（頭）ネックウォーマ
（上）上インナー（春夏用半袖）
（上）上インナー（パールの冬用ロングスリーブ薄手）
（上）上インナー（ハイネック ロングスリーブ）（8℃用）
（上）ウィンドブレーク ジャケット（5℃用）
（上）パールのプレミアムウインドブレーカー
（上）モンベルのゴアのレインウェア上
（下）ウィンドブレーク タンクトップタイツ（5℃用）
（下）モンベルのゴアのレインウェア下
（手）インナーグローブ
（手）ウィンドブレーク ウィンター グローブ（5℃用）
（手）パールの冬用レイングローブ
（足）ウィンターソックス
（足）厚手のトレッキングソックス
（足）ウィンドブレーク ロードシューズカバー（5℃用）
（温）貼り付けカイロ（つま先、両手首の内側、両足首の内側、お腹）

PC2（92Km）で寒くなってきたので、以下のようにスイッチ（強調が着けたもの、取り消しが脱いだもの）。
（上）モンベルのゴアのレインウェア上

片倉のミニストップ（163Km）で、汗で湿ったウェアを、以下のようにスイッチ（強調が着けたもの、取り消しが脱いだもの）。
（内）アームウォーマー
（上）上インナー（春夏用半袖）
（上）上インナー（パールの冬用ロングスリーブ薄手）
（上）パールのプレミアムウインドブレーカー

鴨川有料道路を下ったところ（170Km）で、以下のようにスイッチ（強調が着けたもの、取り消しが脱いだもの）。
（上）モンベルのゴアのレインウェア上

PC4（215Km）からPC5（265Km）の間に、暑さのために以下を段階的に脱いだ。
（内）レッグウォーマー
（頭）ウォームキャップ
（頭）イアーウォーマ
（頭）ネックウォーマ
（上）上インナー（ハイネック ロングスリーブ）（8℃用）
（手）インナーグローブ
（手）ウィンドブレーク ウィンター グローブ（5℃用）
（足）ウィンドブレーク ロードシューズカバー（5℃用）
（温）貼り付けカイロ（つま先、両手首の内側、両足首の内側、お腹）

PC5（265Km）で以下のようにスイッチ（強調が着けたもの、取り消しが脱いだもの）。
（手）インナーグローブ

振り返ってみると、ウェアマネジメントで時間をロスしている感がある。もう少し我慢しようかな。