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白赤黄ライド

  • Posted by: rp-taki
  • 2011年10月10日 21:23
  • Road

体育の日の三連休。紅葉目当てに、奥日光と群馬を走ってきた。

三日間の走行区間は概ね以下のとおり。

1日目:千葉/宇都宮
移動日。千葉から宇都宮までほぼ直線で北上。寄り道なし。

2日目:宇都宮/高崎
宇都宮からいろは坂を登って奥日光へ。そのまま白根山(白)入口の金精峠を越えて群馬に入り、止まらないロマンチック街道で高崎へ。。。と見せかけて、赤城山(赤)越えのショートカットコースで高崎まで。

3日目:高崎/軽井沢(往復)
高崎/軽井沢を中山道で往復。碓氷ルートは旧道を選択。往路で妙義山(黄)に寄り道。

三連休は全て晴れ。涼しげで風も穏やかな絶好のサイクリング日和。とても気持ちよく走れた。紅葉にはちょっと早く、2日目の金精峠付近(1700mを超えた辺り)が色づいていた程度で、あまり当初のお目当てを見ることは出来なかった。それでも三連休をフルに使って走り回った結果、景色を楽しめるスポットをいろいろ見て周れてたし、走行距離や獲得標高もそれなりにあったので、精神と肉体の双方で満足できた。

撮影した写真はこちら

■1日目
移動日のため特に見所なし。なお、宇都宮駅前の東横インは部屋への自転車持ち込みが不可、かつ、駐輪場なしであり、輪行袋に入れて持ち込む必要がある。駅前に「自転車の街 宇都宮」というのぼりがあったが、街全体に浸透しているわけではなかった。ちなみに、室内駐輪所(6:00〜24:00)があるので、時間が合えばそれが使えるかもしれない。しかしながら今回は、翌日のチェックアウトを4〜5時と予定していたのでそれが使えず。交渉の結果、偉い人の判断で、フロント脇の荷物置き場に置かせてくれた。という具合に、ホテルの対応は親切だったが、サイクリングで宇都宮を拠点とする場合は、別の宿を考える必要がありそうだ。


豊田城、と見せかけて、これは常総市の地域交流センター。天守閣を模した建物で、中はホールとか図書館とか地区の歴史紹介施設とかになっているらしい。幾人かの女子高校生が楽器を手に侵入していった。


宇都宮と言えば餃子。と言うことで、夕食は宇都宮みんみん本店を選択。宇都宮駅から徒歩で10分くらい。16時半過ぎに行ったら待ち6人くらいで、私が並んだ直後にわらわらと人が集まってきて、17時前には15人待ち位になってた。肝心の餃子は、味と食感は良かったが、小ぶりでボリュームの物足りなさを感じた。食べる量は人並みの私で、空腹状態から餃子3人前とライス2杯で腹9分くらい。まぁ味に関しては、餃子はブレが小さい食べ物だとは思う。


まず注文したのは、焼餃子と水餃子を一人前づつとライス。焼き餃子は皮が薄くパリっとしてる。水餃子はプリプリ。食感のボリュームは水餃子が最も大きかった。


上のを半分食べた所で、揚げ餃子を一人前とライスを追加。揚げ餃子の皮も薄い。油の感じは全くなく、むしろ粉っぽさを感じた。


駅前のコンビニで売っていた栃木限定スイーツ。栃木方面にはブルベでよく行くので、レモン牛乳もいちご牛乳も目新しくはない。

■2日目
いろは坂から金精峠越えが今回のメインターゲット。事前の紅葉情報では時期尚早とのことだったが、明智平から中禅寺湖、竜頭の滝辺りまでは、朝早くから観光車両で渋滞。混雑ゆえにスルーした竜頭の滝が実は紅葉見頃だったらしく、ちょっと残念。戦場ヶ原から金精峠までは視界が開けて良い景色だった。

沼田から高崎は基本的に下り基調で、そのまま高崎に向かうと、ホテルのチェックインにはちょっと早い。そこで、赤城山越えのルートを選択。赤城山も紅葉には時期尚早だった。赤城山は峠のダウンヒルが楽しいが、それよりも、麓まで降りてから前橋まで続く下りが気持ち良い。下り勾配もきつすぎず、きついコーナーも無いので、気持ちよく走れる。

この日は千葉の知人らが群馬に来ていたらしく、メールを受けていたものの、ホテルにチェックインするまで気づかず。彼らも高崎の同じホテルをとったとのことで、夕食後にベッドに横たわってしばし連絡を待ってみたものの、いつの間にか寝てた。山を2つも越えて流石に疲れてた模様。

高崎にとったホテルはアパホテル高崎駅前店。こちらは自転車持ち込み可。フロントが即答だったので、レギュラー対応である模様。ここは、去年の秋もOKだった。


いろは坂開始。この段階で標高はすでに900m弱。


いろは坂は一方通行二車線のため、背後から車に煽られることは少ない。そのため、車はそれほどストレスにはならず。また、勾配もきつくないので、意外と楽に走れた。なんとなく狭くてきついイメージがあったのだが、そうでもなかった。


明智平(標高1274m)。上り始めから300mくらいなので、割とあっさり到着する。


華厳の滝。紅葉は始まったばかり。


すいとんと湯葉コロッケ。熱くて味を覚えていない。


中禅寺湖。紅葉はまだ。


9時前で既に渋滞。竜頭の滝まで続く。


竜頭の滝からちょっと先にある橋の上から臨む中禅寺湖。今回のライドの紅葉ベストビュー。橋の上に観光客が集まっており、道路脇に路駐する車が多数。パトカーが、路駐を注意して回っていた。


橋の反対の上流側。


戦場ヶ原で景色が開ける。


茶色に染まって淋しげさがアップした戦場ヶ原。


湯滝を上から。国道120号では滝を下から見ることはできない。下に行くルートの入り口に料金所があったのでパス。


湯ノ湖から湯滝への流れ。硫黄臭い。


湯ノ湖。良い景色なのだが、視界の先に金精峠のへのルートが見えてげんなり。


登っていく途中で湯ノ湖が見える。


さらに登ってまた湯ノ湖が見える。


金精峠のゴール直前のつづら折り。自転車乗りにとって、見下ろすつづら折りは最高の景色の1つ。


ピーク付近は紅葉してはいたが、それほど綺麗という訳ではなかった。


10:30金精峠着。ここで私と同じく千葉から来たライダーと会話。その人はヒルクライムメインらしく、宇都宮まで車で来て、宇都宮/金精峠の往復。ロングライドメインの私は、この先群馬入りするので、ここで別れた。


金精トンネル。自転車乗りにとって、トンネルは上りの終わりを表す心のオアシス。


群馬側にちょっと下りた所のドライブインで休憩。うどんでお腹を満たす。


そして、イワナの塩焼き。沼田の辺りには、日本イワナセンターみたいな釣り場があるらしい。


ドライブインの辺りの紅葉はちょっと綺麗だった。


金精峠を越えて群馬に入ると木が生い茂ってしまい、栃木側ほど景色は良くない。方角的に日差しが陰るので、ルート上の紅葉も今ひとつだった。下りの途中で沼田のライダーと遭遇。9月末にロードバイクを買ったばかりで初の金精峠とのこと。買って一ヶ月もせずに峠とは恐るべし群馬県民。千葉在住の私が初めて山に行ったのは、ロードバイクを買ってから3年後の富士スバルラインだった。下りでは私が前を走ってペースメイクし、沼田で別れた。


菅沼。


赤城湖着14:30。赤城神社は去年参拝したのでスルー。


山頂の紅葉も始まったばかり。


高崎での夕食は栄寿亭をチョイス。群馬入りしていた知人にお勧めを聞いてみたが、胃が欲する方向性と合わず、結局食べログで調べた。繁盛しているようで、満席ではないものの店内にお客さんは多く、お持ち帰りの弁当も30分待ちの状態。


ジャンボカツ丼。タレはソースではなく和風。残念ながら、以下の点で私の口には合わなかった。が、ソースの味わいは良かったし、値段も安かったので、後悔はしない。
・肉や衣が固めで衣が剥がれてしまう。
・ご飯がパサついている。
・大盛りにしたご飯に乗ったカツが、物理的に不安定でバランスが悪く、食べづらい。

■3日目
最終日は高崎発着。妙義と碓氷という頭文字的にお馴染みのコースを走った。

妙義のルートは標高は750m程度とそれほど高くはないが、勾配が結構きつくて疲れた。登りに入る前に2回ほど上り下りさせられたのが堪えた。それでも景色は良かったので、登った甲斐はあった。ちなみに、早朝の交通量は殆ど無し。特にRのきつい南側は皆無。北側では、走りに来ている車や二輪車を多少見た。

一方、碓氷は勾配が緩いので楽。眼鏡橋という観光スポットがあるため観光車両の往来はあるものの、割と少ない。たとえ背後から車が来ても、コーナーの道幅が広く、もとより勾配が緩いので、やり過ごすのは楽だった。眼鏡橋以外に景観的な見所は特になし。碓氷峠から北へ数キロに位置する見晴台まで行けば絶景が見られるらしいが、ルートから離れているのでパスした。


日本三大奇勝の1つである妙義山。妙義山は幾つかの山を合わせた総称で、これは中之嶽。ちなみに、他の2つをwikipediaで調べてみると、
・大分県中津市の耶馬溪
・香川県小豆郡小豆島町(小豆島)の寒霞渓
と、ずいぶん遠い。


奇岩。


また奇岩。


見下ろせば群馬。


ダウンヒルのゴール地点。たぶん相馬山と白雲山。


妙義神社手前の激坂。登ったぞ。押して。


妙義神社。この先まで自転車を持っていくのは辛いので、参拝せず。


妙義山から国道18号に復帰して軽井沢方面へ。碓氷峠旧道の眼鏡橋。観光客あり。観光バスもあり。


ルート中に2箇所ほど、眼鏡橋に似た線路跡がある。この辺までは観光客は来ない。


こんなのも。


碓氷峠旧道の樹木は、ほとんど色づき無し。


碓氷峠着9:30。


長野入りして軽井沢。駅の南側のほうは紅葉してそうだったが、線路の反対側に出るルートを探すのが面倒だったのでスルー。軽井沢の紅葉スポットを調べてみたところ、北軽井沢辺り。さすがにそこまでは行くのは予定外なので、そのまま戻った。


復路の横川で、峠の釜めし発祥のおぎのや 本店にて食事。基本的なメニューは釜飯弁当とそば。ご飯物の定食は、日によってあったりなかったり。横川駅には結構観光客がいた。線路脇で三脚を立てて狙っている人も多数。


女将さんがとんかつ定食は出せると言っていたが、折角なので釜飯。食堂でも、出てくるのは釜飯弁当。味も弁当そのまま。それ以上でも以下でもない。強いて言えば、温かいことと、味噌汁が頼めることが相違点かな。

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