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青森旅行 7/8 最終日 (三内丸山遺跡)

  • Posted by: rp-taki
  • 2011年7月8日 23:59
  • Travel

青森旅行の最終日は、早めに弘前を発って帰りの新幹線までの時間を稼ぎ、三内丸山遺跡を見てきた。

新青森駅から三内丸山遺跡までは「ねぶたん号」という、まるで時空を越えたタイムトラベルができそうな名前のシャトルバスで移動。私はお姉さんではなく、おに。。。そう、お兄さんだが、問題なく利用することができた。

「ねぶたん、ココはどこ?」
「縄文時代の日本だよ。」

遺跡は綺麗に整備されており、併設されたミュージアムもきれい。雰囲気的には、手付かずの遺跡で趣を出すのではなく、遺跡まで含めてミュージアムを構成しているような感じだった。ひと通り回って、約2時間。

・縄文時遊館

三内丸山遺跡の入り口に設置された施設。立派な施設で、中にミュージアムやレストランがある。入場無料。無料なのはうれしいが、運営や遺跡保護の費用はどこから捻出されているのか気になる。2004年頃に有料化の議論はあったらしい。個人的には、数百円程度なら出しても良いと思う。

・遺跡

wikipediaによると、縄文時代前期中頃から中期末葉(約5500年前-4000年前)の大規模集落跡。施設内に当時の建物が復元されている。手入れもされており、公園みたいな感じ。ボランティアのガイドがいて、縄文時遊館から一緒に回って説明してくれる。私はマイペースでぶらぶら回りたいので遠慮した。

・遺跡保護ドーム

遺跡はドームで覆われていて、雨や湿度から保護されている。6つの穴が均等に掘られて、木が埋まっている。この様子から、遺跡のシンボルである冒頭の櫓みたいなものを想像して、施設内に復元したらしい。研究が進んで新たな事実が判明したら、全く違うものに変更されるかもしれない。この他、貝塚やお墓なども保護されていた。

・復元建物(集会所)

復元された建物。大きな遺跡は、その規模から集落の集会所や共同作業場所だったのではないかということで、こういう形で復元。

・集会所内部

中はこんな感じ。入口より中のほうが低いけど、水はけ悪いのではなかろうか。

・復元建物(倉庫)

復元された倉庫。高床式。

・復元住居(一人暮らし用)

立ち入り禁止。中に土器がおいてあったりもしたが、演出かな。

・復元住居(ファミリー用)

中に入れる。ただ、入口が狭くて低いので、出入りのたびに腰に負担がかかる。当時の平均寿命は30代だったらしいので、腰が辛くなる前に寿命が尽きていたのだろう。

・住居内部

かなり暗い。中で本を読んだら目が悪くなりそう。

・さんまるミュージアム

土器とか、土偶とか。何故か、土偶は女性を模したものが圧倒的に多いらしい。何故かというか、今の日本の文化に照らして考えても、フィギュアは女性ものばかり。その辺は昔から変わらないということなのではなかろうか。ちょっと意外だったのは、遺跡から他の地方で取れるものが出土しており、縄文時代からすでに交易があったらしいということ。船を使って、海を隔てた北海道とも交易していたらしい。

・栗ソフトクリーム

調査の結果、栗の花粉が多く見つかり、栗がよく採れていたらしいとのこと。そこで、施設内のレストランで栗ソフトクリームを販売している。味は普通の栗アイス。ソフトクリームはあっという間に溶けてしまうので、夏場は食べづらい。撮影している間にも、みるみるうちに溶けていく。

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