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Bike Across Japan Day 7

  • Posted by: rp-taki
  • 2016年5月27日 02:34
  • Road

函館から小樽までのゆとりプラン。予期せぬイベント発生の230km。

5/05 05:45 (04:00) [-1:45] 0000.0km ホテルテトラ 函館駅前
5/05 06:05 (00:00) [ 0:00] 1775.3km PC19(通過チェック) サンクス 函館港町店
5/05 08:46 (00:00) [ 0:00] 0000.0km 計画外休憩 セブンイレブン 渡島森店
5/05 10:35 (08:27) [-2:08] 1843.1km ローソン 八雲町内浦
5/05 13:42 (11:50) [-1:52] 1894.9km セイコーマート 黒松内店
5/05 15:42 (14:46) [-0:56] 1939.5km PC20 ローソン 岩内万代店
5/05 18:00 (00:00) [ 0:00] 0000.0km 計画外休憩 セブンイレブン 余市北町店
5/05 19:21 (19:00) [-0:21] 1999.3km スマイルホテル小樽

北海道に入ってBAJも大詰め。日程的には2/3、距離的には3/4が経過。計画通りに北海道で3日使うゆとりプランで、この日は小樽までのショートステージ。昨日までで、疲労のピークも過ぎてパフォーマンスも安定してきたので、トラブルさえ無ければ完走できそうな雰囲気。余裕はかなりあるので、十分休んで、6時前にスタート。それでも朝は少し冷えた。

函館から、まずは国道5号で丘を越え内海湾に抜ける。スタート直後は雨は降ってなかったが、大沼公園への上り区間に濃い靄がかかっており、雨が降って来た。雨が防げる所を探して少し様子見。雨がやむ気配がなかったので、しかたなくレインウェアを着こんで出発。
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函館郊外で雨

丘を上っていると雨が弱まり、蒸して暑くなって来た。そこでレインウェアを脱いでいたら@KimKenAJさんに抜かれた。丘を登ってみるとまた降って来て、再びレインウェアを羽織る。が、内海湾へ下ると、雨はほぼ納まる。

内海湾では右手に海岸線や漁港を見ながら走る。この辺は、二年前の縦断では集団に乗って走ったところ。あの時は、その日のうちに留萌まで行く予定だったので、集団のハイペースに付いて行った。今回は小樽までなのでゆっくり。

ゆっくり走っていたらトイレに行きたくなって来て、周囲にトイレを探しながら、落部インター入口の交差点まで来て信号ストップ。青になって出発してみると、トイレではなく路側帯に落ちている黒い財布を発見。青信号でそのまま走っていたら見落としていたかも。Uターンして拾い、中を確認させて頂くものの、その場ですぐには所有者には思い当たらず(後で調べたら、BAJ参加者の@gjtrioさんが落としたものだった)。Kitacaらしきものが入っていたので、落とし主は地元の人か?と考えた。

この先の八雲のコンビニで休憩する予定なので、詳しいことはそこで調べることにして、とりあえず再出発。財布を拾った前後、参加者っぽい人が反対車線を引き返して来て、すれ違いざまに「忘れものー」と叫んで去っていった。今にして思えば、おそらく私が先ほど拾った財布の所有者で、紛失に気付いて引き返していたのだと思う。その時は面識もなかったし、財布の所有者は地元の人かと考えていたので、咄嗟にはそれには思い至らず。

地元の人の落し物の様な気がしていたので、近くに交番があったらひとまずそこに届けようかと考え、あたりを探りながら走るものの無く、そのまま休憩予定地の八雲のローソンに到着。

補給しつつ、空の様子を見てレインウェアをしまう。そして、先ほど拾った財布について、スマホでBAJ参加者リストの名前を照合してみると、@gjtrioさんがヒットした。ただ、持ち主が分っても連絡手段が無し。ここのコンビニはPCでもないので、仮にここに預けても、持ち主がそれに気づくことはまずない。そこでとりあえず、フィニッシュ地点の小樽まで運搬しながら返却方法を模索する方針にした。財布の写真とともにその旨をツイート。私と面識の無い落とし主自身はそれをキャッチできないと思うが、フォロワーから情報が拡散し、誰かから連絡が行くことに期待。

期待しつつも、万が一、落とし主がスタンドアロンの人だと、ネットを通じて情報が伝わらないと考える。それを考えると、次のPCに財布を預けた方がいいかもしれない、などと考える。また、もしかして先ほどすれ違った人が落とし主かもしれず、その場合は次のPCに預けてしまうと、(そこまで進んでいなかったであろう)落とし主がそこに財布があることに思いいたることが無いのでまずい。とも考える。さらに、私が次のPCから先に財布を運んでしまうと、持ち主が買い物できなくなって詰んでしまう。がしかし、財布を出さずにカードなどで買い物できるようにしている場合はその限りでもない。こうなったら、私が主催者に電話連絡して、主催者経由で落とし主に連絡してもらった方が良いかもしれない。などなど、考えられる色々な状況を踏まえると、確実な対処方法が決められず。

とりあえず、財布の持ち主に情報が伝わらないまま、私が次のPCより先に財布を運搬してしまうのはまずそう。そこで、まだ続く内海湾沿いを長万部方面へ北上しつつ、先ほどのツイートの状況を逐次ウォッチしていたところ程なくして、フォロワー経由で、持ち主との連絡が付いた。小樽のフィニッシュ後に引き渡すことで合意。

ようやく懸案が無くなったので、本来のペースに戻す…前に、ちょうど昼時だったので、二年前の縦断で食べられなかった長万部のかに飯弁当を食べることにした。そこで、ドライブインかなやに来てみると、結構お客さんがいる。時間がかかりそうだったので、直売所がある長万部駅まで移動し、そこで買って食べた。期待では、ふっくらご飯にみずみずしい蟹がのったお弁当なのであったが、ご飯も蟹もその期待に届かず。作り置きされた駅弁に作りたての味を求めるのは厳しかったか。直売所の隣にレストランが併設されているので、そこで食べると求める味が得られたのかもしれない。
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長万部駅前のかに飯本舗

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かに飯弁当 もう少しみずみずしさが欲しかった

長万部で海と別れて内陸に入り、二年前のPCだった黒松内のセイコマでの休憩を挟んで、日本海側に抜ける。そこからは国道229号。国道229号は雷電国道って言うのね。知りませんでした雷電。トイレ休憩に道の駅シェルプラザ・港に入ると、@KimKenAJさんがいた。どうやら辛そうな雰囲気。と言っても、@KimKenAJさんはいつも辛い辛い言っているので、辛いのが通常なのではないかと思ってしまう。一緒に道の駅をでてPC20に到着。ここでは、ブルベ関係の方が激励に来られていた。空気入れをお借りして、空気補充。

PC20を出て国道5号に乗り、余市に抜けるゆるい上り。ここで@KimKenAJさんが遅れる。ここの上りは二年前にも一緒になったところであり、その時はむしろ私が遅れていたので、それを考えると本当に辛かったのかも。なお、下りで追い越された。余市に入り、私がコンビニでトイレ休憩する間に、@KimKenAJさんは先行。余市でニッカウヰスキー博物館に寄ってみるものの既に閉門していた。
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ウヰスキー博物館はすでに閉館

余市から小樽までは20Km程度。ここでBAJの累積距離が2000Kmに達した。累積1000Kmはこれまで何度かあったが2000Km越えは初めて。そして日が暮れた。
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初の2000km越え

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積丹半島をバックに夕日

海岸沿いから街中に入り、このまま平坦で小樽までと思いきや、地味な上りが数Km続く。のは、2年前の記憶があったので、地味に上りを淡々と上って小樽の市街地へ。市街地に入るころには、すっかり暗くなっていた。この日はここでフィニッシュ。駅近くのホテルにチェックイン。

ホテルにて予定外のできごとあり。事前に部屋への自転車持ち込み可を確認していたのだが、行き違いがあったようで、ガレージ保管とのこと。まぁ、それはそれでも構わないのだが、いったん電話で確認したことを告げてみると、例外的に許可された。ただ、部屋に入れてみると、結構レイアウトがきつかったのは確か。

この後財布返却予定なので、ホテルの名前とチェックインした旨をツイート。シャワーを浴びて出てくると、すでに、落とし主の@gjtrioさんからホテル前に到着とのリプあり。まだドロップバッグを開けてないので、ホテルのガウン着で下へ降りて、財布を返却しミッションコンプリート。時間的な余裕があったこの日だったから良かったが、もし、時間的にも精神的にも余裕がなかった序盤でミッションが発生していたら、もっと慌てていたかも。@gjtrioさんがお礼を申し出てくれたが、私は特に被害を受けた訳でもないので、辞退。

財布返却も無事済んで、ドロップバッグに入れておいた服に着替えて夜の小樽に夕食へ。なるとに行くものの、既に閉店。事前に営業時間を調べておいたのだが、祝日の営業時間は見落としていた。先行していた@KimKenAJさんは、ここで食べることができたらしい。他の店を探すのも面倒だったので、コンビニでお弁当を買って、ホテルに戻って部屋で食べた。この夜、BAJ初めての洗濯。北海道ステージ3日プランで時間的な余裕があるので、洗濯&乾燥までのフルコース。

この日の財布運搬ミッションを思い返してネットの力を再認識しつつ、就寝。

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