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キャノンボール 東京~大阪 伊賀ルート 22h26m

  • Posted by: rp-taki
  • 2016年11月14日 22:40
  • Road

キャノンボール 東京発大阪行き 伊賀ルート 525.8km。
10/22 AM4:00発、10/23 AM2:26着。
22h26mで達成。

今年はこれまで3回ほど、京都出張後の土日を使って、大阪発で伊賀ルートを走ってた。発端はSR600NAの実走トレだが、せっかくなので、キャノボ達成に届くかトライしてみることにした。そこで、プランを立てて走ってはいたものの、なかなか達成の目処は立ってなかった。今年はBAJを完走してそれなりに脚はできていたはずなので、それだけでは達成できない壁がそこにはあった。そして夏にSR600NAを完走し、それから秋口に入って富士チャレとSR600KNを完走。まさに、コンディションもピークのはず。

満を持してSR600KNから2週間後の10/22に再び出走。風向きをみて大阪発の予定を東京発にスイッチ。結果、4度目のチャレンジで、念願のキャノボ達成。

■実績のふりかえり
・50Kmごとのラップタイム
距離 時刻 (経過時間)[区間タイム]
000.0Km 10/22 04:00 (00:00) [0:00]
050.0Km 10/22 06:03 (02:03) [2:03]
100.0Km 10/22 08:24 (04:24) [2:21]
150.0Km 10/22 10:13 (06:13) [1:49]
200.0Km 10/22 12:07 (08:07) [1:54]
250.0Km 10/22 14:06 (10:06) [1:59]
300.0Km 10/22 16:03 (12:03) [1:57]
350.0Km 10/22 18:15 (14:15) [2:12]
400.0Km 10/22 20:29 (16:29) [2:14]
450.0Km 10/22 22:47 (18:47) [2:18]
500.0Km 10/23 00:58 (20:58) [2:11]
525.8Km 10/23 02:26 (22:26) [1:28]

300Kmまで、箱根でのタイムロスを除き、安定してほぼグロス25Km/h。300Km~400Km間は名古屋前後の道路事情でペースが落ちるが、それでも400Km時点での経過時間は16.5H。途中の360Km地点の名古屋通過は、スタートから約15時間後の18:56。その先の名古屋~大阪の160Kmを9Hで走ればよく、コースプロフィールは分かっていたので、ここで達成をほぼ確信。そして100Kmを残すあたりで、もうブルベペース(15km/h)でも達成できるところまできたので、あとはクルージング。

休憩は421.5Km地点のローソン亀山東御幸店の1度だけ。それ以外は、自販機や道の駅などで、給水やトイレストップなどを適時。

風向きは全般的に良く、向かい風を感じることはほとんど無かった。と言っても概ね静穏で、大きな恩恵を受けるほどの追い風ではなかった。そのため、運ではなく、実力で達成できたという実感がある。

ちなみに、過去のトライの結果は以下だった。
(1) 6/04 263.66km 11h26m 大阪~浜松 浜松で断念して輪行。
(2) 7/02 402.39km 20h22m 大阪~三島 蒸し暑さにやられて三島で断念。翌日、ゴールまで走った。
(3) 9/10 418.26km 20h38m 大阪~三島 蒸し暑さにやられて三島で断念。翌日、三島から輪行。

ペースは最初のトライの時が最も良かった。今にして思えば、そのまま走ってれば、ギリギリ達成できてた可能性もある。ただその時はコースをあまり良く知らず、浜松まで走った段階で残り半分がかなり遠く感じられて、達成できる気がせずにDNF。その後の夜に雨予報だったこともあり、新幹線で帰れる時間帯のうちに止めた。この時は50kmちょっとの間隔でコンビニ休憩してた。二回目は、休憩の間隔を70Km程度に伸ばしてみたものの、暑さで予定外の休憩を強いられ、ペースが上がらずに断念。三回目は、休憩の間隔をさらに開けて80Km間隔に計画したものの、再び暑さにやられて断念。

三回とも折り返し以前の豊橋あたりで、疲れて達成を諦めるパターンだった。そして、フルで走ったのは1度だけ(2回目に三島のホテルでの休憩をはさんで)。こんな感じなので、達成のイメージは全然できてなかった。

■準備のふりかえり

①機材と装備の準備

極力軽量化。

機材はもろもろ軽量化。夏も終わって涼しくなったので、ボトルはシングル。天気の心配もなさそうなので、レインウェアなどは持たず。帰りの輪行セットは、大阪北郵便局に局留めで送付済み。GPSは、予備電池が必要なGarmin Edge 1000ではなく、Etrex 30xを選択。パワメとスマホ用に携帯する予備バッテリーは6700mAhで、いつもの半分。機材的に軽量化したのはタイヤとチューブで、それぞれ軽量のものを選択。過去のチャレンジでは PanaracerのRACE Aにブチルで走っていたが、Race LにR’AIRに変更。パンクのリスクは承知の上。

軽量化で妥協したのは、緊急用にパダーニの輪行袋と予備チューブを2本持ったこと、そして、ライト2本にしたこと(Volt800+400)。人によっては輪行袋なども持たずに走る人もいるようだが、そこまでの度胸は無い。それでも、いつも保険でいろいろ積んで走る私にしては、かなり頑張った方。

②走行プランの準備

過去の数回は、一定間隔でコンビニ休憩のポイントを設定して、それにしたがって走っていた。が、休憩のタイムロスが大きく、また、休むことで脚が固まってペースが落ちていると予想。ブルベと違って、キャノボでその調子で走っていては、私の脚力では達成は難しいと判断。そこで、今回は休憩を可能な限り減らそうと考えた。手持ちの補給食で走れるところまで走って、あとはその場の状況に応じてアドリブで休憩する計画。この方法でどこまで走れるかは未知なので、事前に休憩ポイントは設定しなかった。キャノボは幹線道路メインなのでコンビニは至る所にあるし、逆に少ないポイントは過去に走っておさえているので、なんとかなると考えた。そして、ペースの理想をグロス25Km/hに置いて、そこからの差分で達成への目処を大まかに計ることにした。

③体の準備

上に書いたように、できるだけ休憩を減らして走る計画。富士チャレの一ヶ月前からためしに糖質制限。効果のほどはいまいち分らないが、体質を脂肪燃焼型にする試み。SR600KNも、これまでに較べて補給少なめで走れてた気がするので、効果があった。。。かな?

④補給食の準備

スタート前にはそれなりに食べておくとして、補給食としてスタート時に携帯したのは以下。
・おにぎり3つ 170kcal×3
・薄皮アンパン5個入り 130kcal×5
・井村屋スポーツ羊羹60g×5本 171kcal×5
・グリコ ワンセコンド2個 165kcal×2
スタート時に携帯したこれらに加え、420Km地点のコンビニで買ったおにぎり2個で、東京~大阪間の525Kmを走りきったことになる。合計すると約2,700kcal。ちなみに、走行時間と平均速度で消費カロリーを計算したら、13,000kcalらしい。

補給食の他には、サプリとして、以下あたりを携帯。
・メイタン サイクルチャージ カフェインプラス 2本
・メイタン 電解質パウダー
・メイタン 2RUN(ツゥラン)
・kentai 塩サプリ

概ねミネラル不足を補うためで、カフェインプラスは終盤の眠気覚ましに効くんじゃないかと考えたところ。

■旅情編

・スタートまで

一週間前の天気予報では土曜当日は雨予報で、延期かと考えていた。今回を逃すと、次にチャレンジできるのは11月末。だんだん寒くなり、条件が厳しくなってくる。来年への持ち越しも考えていたところで、幸いにも予報が好転して決行の運び。当初の予定では大阪夜発の予定だったが、風向きをみて東京朝4:00発に変更。スタート前日は東京に前泊。始発で東京まで移動しても良かったが、早朝のうちにスタートしたかったので、スタート地点近くの新日本橋のホテルに宿泊。

いつもだと、こういうイベント前夜はあまり眠れないのだが、前日京都から移動して疲れていたためか割とすんなり眠れて、休息に成功。3:45にホテルをチェックアウトしてスタート地点へ向かう。GPSの衛星がSR600KNのときのままで、なかなか補足せずに焦る。スタート前には無事現在地を補足して一安心。スタート地点の日本橋の道路元標周辺は人気が無く、オレンジの外灯がまぶしい。先日のSR600もそうだったが、ここでもまた静かな孤独感あり。

そしてスタート予定の4:00になり、道路元標の写真を撮ってキャノボスタート。

・スタート-100Km

2016-10-22 04.00.03.jpg

東京発 10/22 4:00

したのだが、横断歩道を渡って左車線に移ってスマホをしまおうとしたら、背中のポケットに入れておいた防水ケースが見当たらず。スタート地点に戻って探したら、何のことはない、背中のポケットに入っていた。2分ロスしたので、今一度スタート地点を撮影して、再スタート。

スタートしてしばらくは激しい信号峠。夜なら多少はスムーズかと期待したがそんなこともなく。交通量もそれなりにあるが、さすがに昼間よりはマシ。品川の先の八ツ山橋の交差点でちょっとミスコース。そこから先、工事用の大型車両に詰まって、気が逸る。多摩川を渡って神奈川に入るころには、夜が明けて明るい。横浜を越えて少しすると、道路も狭くなって、都心から普通の町に雰囲気が切り替わる。戸塚では癖のある回避ルートがあるが、過去の経験を生かしてスムーズにパス。R1から茅ヶ崎に抜ける県道30号に乗ったあたりで50Km、2h03m。ここまでグロスで約25Km/h。都心を走ってきたことを考えると、ここまで良いペース。

茅ヶ崎から大磯を越えて、小田原に向けて走っていると。ちらほらとロードで走っている人が現れ始める。6時を過ぎたので、この時間帯あたりで、走り出す人が出始めた感じ。小田原から箱根旧道へ。箱根旧道を登るのはこれが初めて。箱根旧道は連続ヘアピンが印象的。上から下りてくると連続ヘアピンで終了の印象があるので、そこまでは序の口なのかと思っていたのだが、連続ヘアピンに至るまでですでに結構な上りで、むしろ連続ヘアピンを過ぎたら終盤だった。上り途中でスポーツ羊羹を1個消費。旧道を上りつつ、100Km地点でスタートから4h24mで、理想から24m遅れ。しかし、箱根の上りのロスを考えると、上々のペース。

・100Km-200Km

旧道を上りきって、元箱根の公衆トイレで休憩。また、止まったついでに、自販機で給水し、塩サプリ摂取とおにぎり半分を補給。この先の下りに向けて、ウインドブレーカーを羽織って再スタート。それほど寒くはなかったが、序盤でリズムを崩したくなかったので、念のため。元箱根から少し上って箱根峠を越え、三島まではダウンヒル。ここから先、グロス25Km/hのペースへのリカバリを図る。

箱根から三島まであっという間に下り。先日の悪天候のSR600KNでは、下りはむしろストレスを感じるところだったが、この日はドライで、実に気持ちよかった。箱根下りは、三島側の方が道路がワイドでコーナーも緩やか。東京発の方がタイムが稼げる気がする。山中城跡あたりで、埼玉ジャージを見かけた。三島まで下るとすぐに暑くなり、ウインドブレーカーを脱ぐ。やっぱり着なくても良かったかも。

三島から先は、速度の乗りが悪かった。天気予報で、三島あたりで少々向かい風だったので、その影響なのかと考えたが、実は三島から金谷峠まで、わずかに上っているみたい。速度はあまり乗らないが、パワメ見るとそこそこパワーは出ているので、ペースを乱さずに走る。こういうところでパワメの価値あり。その後、150Km地点で6h13mで11mリカバリ。由比の自動車道回避も東京発のほうが楽だと思った。大阪発で朝にスタートした場合、駿河健康ランドの先の自転車道は真っ暗で、結構走りづらい。東京発だと昼間の通過で、車道に抜けるのもスムーズ。車通りの追い風に乗れて巡航も楽だった。そして、清水、静岡と通過。交通量はそこそこあったが、渋滞で詰まるほどでは無し。それから道の駅 宇津ノ谷峠でのトイレ休憩と給水を挟んで、200Km地点で8h07mでさらに6mリカバリ。宇津ノ谷トンネルの歩道ルートも、東京発だと左車線の歩道への進入が楽。

・200Km-300Km

そこから、金谷峠を越えて、掛川、袋井、磐田と通過。袋井バイパス回避ルートあたりで、ゼッケン付けて走っているランナーがたくさんいて、何かのイベントかなと思っていたら、ミスコースして無駄に上ってしまった。天竜川手前の250Km地点で10h06m。さらに1mリカバリ。天竜川を渡って、浜松バイパス回避の道路で再び給水。そして、約半分の浜松260Km地点で10h33m。これまで大阪発で走ってた時は、浜松で「まだ半分か」という感じだったが、今回は調子が良いので「もう半分」と言う感じ。ここまでのペースで単純に2倍すると、21hちょっとのペースだが、この後は愛知に入って名古屋までは道路事情が悪いので、ここで油断せずに足を緩めることなくペースの維持に努めた。

弁天島を過ぎて潮見坂。これまで大阪発で途中DNFする時も浜松までは走ったので、もう見慣れた風景ではあるが、上るのは近畿のFleche以来で久々。それなりに上った印象があったので覚悟して入ったが、記憶よりだいぶ短かくてあっさり上りきった。上るとすぐに豊橋。豊橋は、これまでだいたい名古屋から豊橋までの区間は向かい風だったので、あまり印象が良くない。しかし、今回は風に阻まれることもなくスムーズ。時間的に余裕があったので、岩屋キャノンボウルで写真撮ろうかと思ったが、反対車線だったこともあり、そのまま通過。豊橋から豊川の市街地で、道路事情のためにちょっとペースがダウンするものの、豊川を渡った300Km地点で12h03m。箱根を越えて以降、ここでグロス25km/hの理想に最も近づいた。

・300Km-400Km

豊川から先の丘を越え、道の駅 藤川宿でトイレ休憩と給水。入出のルートが分かりにくくて少々彷徨って若干のタイムロス。岡崎公園通過がおおよそ17:30。大阪発で朝にスタートすると、この辺りの通過は昼間でいつも混雑しているが、今回はすでに夕暮れと言うこともあって混雑も無し。とは言え、ちょっとペースが落ちて、350.0Km地点で14h15m。ここで再びペースがマイナスに転じる。

知立では、マミーそばの「あんまきの藤田屋」が反対車線。車線が合えば寄りたいところだった。そして、中京競馬場から桶狭間まで来るともう名古屋感。名古屋高速の高架下を並走中、バス渋滞に行く手を阻まれるものの、焦らず。暗さが増して来たので、渋滞での信号ストップのタイミングでリアライトやヘルメット尾灯などをON。高架下からR1を道なりに折れると、渋滞から抜けた。大阪発の上りルートだと、ここから名古屋の間の熱田神宮から内田橋の回避ルートでいつも大きくタイムロスする。そのつもりで臨んだが、割とすんなり通過。下りルートの場合はこの辺のロスは少なくて済むのかも。そして、名古屋の新幹線高架下の交差点の通過時に、サイコンで時刻を確認すると18:56。15hで名古屋365km通過。残り160kmを9hで走れば良く、グロス25km/hに対して+2.5h程度のゆとりあり。名古屋を過ぎれば、大阪のフィニッシュ手前の市街地までは道路事情の問題もなく、体調にもまだゆとりあり。ここでキャノボ達成がほぼ見えた。

木曽川と揖斐川を渡って桑名に入ったところで自販機休憩。ここで1回目のカフェインプラス摂取。そして、これまで空気抵抗を考慮して着てなかった反射ベストを羽織る。桑名から四日市の市街地区間は、上りルートで大抵混雑していたところだが、今回はすでに日が暮れていたのでスムーズに抜けられた。四日市通過の400.0Km地点で16m29mとマイナスは拡大するものの、懸念だった名古屋前後の市街地を100km約4.5hで抜けられたのは、十分の結果。もう達成は見えているので、この辺で目標が「完走タイム」と「休憩なしでの完走」に切り替わっていた。

・400Km-500Km

ここまでのペースが予想よりも速すぎて、フィニッシュ後のことが気になりだす。当初の予想では、達成できても24hぎりぎりだろうと思っていたので、新大阪の新幹線の始発の時間にでちょうど合う予定だったのだが、このまま走りきるとだいぶ前についてしまいそう。新大阪あたりのホテルに深夜チェックインし、きちんと寝てから帰るのも良いかなとも考えていた。

残り120kmを7.5hなので、ペースが落ちなければ22hを切れるペース。また、残り120km程度なら空腹でも走れると思うので、休憩なしでも行けそうな感じ。ただ、手持ちの補給食が底をつき始めていたので、コンビニで仕入れないと最後まではペースを維持できなそう。どちらを取るか考えては見たものの、どちらもそれが達成できたとしてもさして意味のあるものでもないという思いに至り(キャノボの意味はと言うのはさておき)、ハンガーノックでフィニッシュするよりは、きちんと補給をとってペースを維持してフィニッシュする方が健全かなと思った(キャノボが健全なのかというのはさておき)。そこで伊賀への上りが始まる前の亀山のコンビニで、スタートから420kmにして1回目の休憩。休憩といっても、缶コーヒーとおにぎりを2個仕入れただけで、すぐにスタート。余裕があるのでもっと休憩しても良かったが、今回は休憩を最小限にする作戦なので、それで最後まで走りきる心がけ。

伊賀への上りはわりと冷えた。ウインドブレーカーを着るかどうか悩んだが、蒸れて汗をかくと面倒なので、着ずに走る。加太のピークを越えて伊賀に入って450km、18h47m。上りでまたマイナスが拡大。残り75kmを約5h強。22h切りを目指すならペースを上げる必要があるが、無理に目指すつもりもないので、一定ペース。それでも、そこそこのパワーは出ていて、足にまだ余裕あり。

三重から京都に入って、自販機でコーヒー休憩。自転車進入禁止の新道にちょっとミスコース。夜で暗く、車道の旧道への入り口が三角コーンで塞がれているので、分かりづらかった。木津川の河川の回避ルートもまた暗くて走りにくく、ここでもちょっとミスコース。上りルートで朝方に走るのとはまた違った印象。

奈良に入って奈良先端科学技術大学院で500km地点20h58m。その直後の交差点の自販機で、最後のコーヒー休憩。ここで最後の清滝峠に向けて、カフェインプラスを再び摂取。

・500Km-フィニッシュ

最後の上りに意気込んで臨んだが、印象よりもだいぶ短かかった。大阪発だと割りと上るのだが、奈良から上るとすぐ終わる。清滝トンネルを抜けると大阪の街の光が見えて、キャノボ達成が現実に見えてきて、嬉しくなった。

残り距離は20kmを切っているので、あと1時間もすればフィニッシュ。外灯も明るい四条綴を、余韻を感じながらクルージング。タイムがギリギリだとこうはいかなかったかも。R163から関目でR1に入るとタクシーが増えて趣がなくなる。蒲生四丁目で最後の右折をすると、フィニッシュまで真っ直ぐ。深夜なのにロードで走っている人を見る。もしかしてキャノボかと思ってしまう。そして、人と車で雑然とするなかでの最後の数kmを詰まりつつゆっくり走って、スタートから22:26分、大阪市道路元標に到着。

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大阪着 10/23 2:26

・フィニッシュ後

2:30大阪着で、新幹線の始発まで3.5h。ホテルを手配するか、ファミレスあたりで休むか、新大阪駅前で待っているか、の3択。ホテルを取るにはちょっと遅く、これからチェックインするとチェックアウトまで6時間も寝られないので、除外。ファミレスは、慣れない土地でワイヤーロックのみでバイクを表に駐輪して置くことが不安なので、これも除外。結局、このまま新大阪駅に行って輪行準備し、駅のオープンまで待つことにした。待っても長くても1,2時間だと思うので、一人寂しくてもそれくらいなら待てる。

まず、道に迷いつつ大阪北郵便局に赴いて、送っておいた帰りの輪行セットと長袖のウェアを回収し、そばのファミマで補給。イートインがあったが、夜間にて使用不可。それから新大阪駅へのルートを探るのにマップ見ると、淀川を十三へ渡るのが良さそうなのだが、その辺り土地勘が無かったので、大阪発の時に使って慣れてた長柄橋で渡る。在来線の線路に行く手を阻まれながら新大阪駅の正面口に付いたときには、結構時間がたってた。駅正面の入り口は人気なし。電気がついてて明るかったので、輪行準備は難なくできた。準備ができた時にはすでに駅がオープンしていたので、改札前に行ってみたものの、切符売り場は未だクローズ。仕方なく付近で待つ。待ってる間、輪行袋を持った人が2,3名やって来た。キャノボか?と思ってしまう。小一時間待って5:30に切符売り場が開いたので、自由席の切符を買って入場。

自由席の最後尾座席を確保してからお弁当を買う。そして、お弁当を食べると新幹線が発車して、うとうとしてたら、もう品川。東京から22h30mかけて大阪まで走った後、2h30mで帰ってきた。品川から在来線の快速に乗り換えて、無事帰宅。

■まとめ

525km/22h26mで、グロス23.4km/hのサイコンave25.9km/h。速度がそれほど速くなくても、休憩を減らすことで達成できることが分かった。脚力が無い場合、省エネ型への体質改善が勝利の鍵。

大阪発と東京発では、以下の点で、東京発の方が楽な印象。
①序盤に箱根を越えられる。
②朝スタートで、名古屋前後の交通量が比較的少ない。
③歩道などの回避ルートへのアプローチがし易い。

今回4度目での達成となったが、失敗から改善点を探りつつトライを繰り返すのは結構面白かった。折をみてまたプレイバックしてみたい。ゆっくり。

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