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Around Hokkaido 2400 Day 2

  • Posted by: rp-taki
  • 2018年8月25日 11:54
  • Road

2日目は、苫小牧から函館までの318km。
初めて走る洞爺湖と亀田半島。後半、早くも膝に違和感が出始めて、労わりつつのゴール。

・2日目 318.0km・・・実績日時(計画:18.7km/h)[マージン]
8/11 01:40 (02:00) [ 0:20] 0311.0km 天然温泉樽前の湯ドーミーイン苫小牧
8/11 05:57 (06:50) [ 0:53] 0401.4km PC01 セブンイレブン 洞爺湖店
8/11 08:39 (09:36) [ 0:57] 0453.0km ローソン 長万部大浜店
8/11 09:53 (99:99) [ 9:99] 9999.9km セイコーマート 八雲東雲店 計画外
8/11 11:42 (13:18) [ 1:36] 0522.2km セブンイレブン 渡島砂原店
8/11 14:50 (16:11) [ 1:21] 0588.1km PC02 ローソン 恵山海浜公園店
8/11 17:00 (99:99) [ 9:99] 9999.9km ファミリーマート キラリス函館店 (フィニッシュ時補給)
8/11 17:26 (19:00) [ 1:34] 0629.0km スマイルホテル函館

■スタート

0時半起床。そのまま食事して着替え。セットしておいた充電はモバブ含めて全て完了していた。AH2400では念のためドロップバッグにモバブの替えも入れておいたのだが、充電時間が確保できたので一回も替えずに終わってしまった。予定の2時出発に対して早く準備が終わり、外を見に行ったら雨が収まっていたので、そのまま出発することにした。

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右に、ホテル入り口に停めてあったツーリング中のものと思われるバイク。

■苫小牧->洞爺湖

この時雨は納まっていたが、路面はウェットだったので、レインウェアは着た。そして、ドロップバッグを返送してチェックアウト。走り出す前に、昨日の雨でオイルが流れたであろうチェーンに注油した。

苫小牧の市街地を抜けるルートがちょっとややこしくて方向を見失いつつ支笏湖通に合流。支笏湖への上りは距離はあるが、勾配が緩くて速度が乗るのできつくない。チェックアウト後に雨が再び降りだしたが、雨粒がそれほど大きくないので、ストレスは感じなかった。

支笏湖までの上りは暗闇の中。ウェットな路面がライトに照り返されて、浮かび上がる白線と、左右に連なる固定式視線誘導柱。雨が降っているためか、虫や動物の気配も皆無。不思議な空間の中で、行く先にまれに現れる参加者の赤いリアライトにだけ時間の流れが感じられた。追い付いては、軽く手で挨拶をしながらパス。たまに、近づき現れたのはただの赤色灯だったりもした。

支笏湖畔を通過して美笛峠を越え、峠を越えたところでいったん雨は納まった。少し下った先の大滝町のセイコマは開店前で、その先の駐車場でトイレ休憩。夜はすでに明けていて、ランニングしている人がいた。それから壮瞥町に入ると溶岩ドームが見えた。

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一日目に通った襟裳岬は過去に行ったことがあったので、今回の個人的なビューポイントはここが最初。

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そして洞爺湖。今回は薄暗い中で軽く見ただけになってしまったのが残念。

洞爺湖のPC01到着はほぼ6時。結構参加者がいた。二日目にしてようやく最初のPCではあるが、この日も函館まで先を急ぐので、休憩は短く。雨が収まって明るくなっていたので、コンビニの駐車場でレインウェアは脱ぎ、リアライトを消して出発。

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PCを出たところの洞爺湖湖畔で再び写真をとって出発。

■洞爺湖->長万部->八雲->森町

洞爺湖から離れてトンネルを抜けるとすぐ海。このまま平地でらくらく長万部かと思っていたが、そこから長万部の手前までずっとアップダウンで、道路が狭いうえにトンネルが多く、さらに交通量が多かった。そして悪いことに濃い霧雨で視界が悪く、再びリアライト点灯。レインウェアは着ずに押し切った。洞爺湖町から長万部の手前は、いろんな悪条件が重なって嫌だった。

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長万部の海沿いは、真っ直ぐで平坦な直線が印象的で、見通しは良いが交通量が多い道路。これまでは北上するルートだったので、南下するのは初めてだった。先の区間で少々疲れたので、ローソン長万部大浜店で計画通りに休憩。トイレにも行きたかったが大行列。ここだけでなく、北海道のコンビニのトイレは結構並んでいる印象だった。この先は幾つかコンビニがあった記憶があるので、我慢して出発。すると、すぐ先のかにめし本舗の脇に公衆トイレがあったので、そこで済ませた。長万部と言えばかに飯弁当だが、縦断の時に食べているので、それもスキップ。

長万部からしばらく走っているとTTバイクのN氏に追いつく。苫小牧でラーメンと、あと何か食べたと言っていた。私は八雲のセイコマで再びトイレ休憩。N氏は先行していった。そこにたまたま巡回中のスタッフの方がいて、買い物風景を撮られた。そのスタッフの方とは2010年の北海道1200Kmの時にもお会いしている気がしたので、尋ねてみたらやはり、その時も巡回されていたとのこと。休憩中に天気のことをお聞きしたところ、一昨年あたりから北海道の気候に変化があり、夏が蒸し暑くなってきたらしい。そして今回、7月の連休以降8月頭までは全く雨が降ってなかったのに、肝心の時に雨が来てしまったと言われていた。

八雲から先、ふたたび過去に走ったルートを逆にトレース。

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BAJの時に、参加者が落とした財布を拾った落部インター入口の交差点。

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森町の交差点で国道278号に入ったところでトレースは終了で、この先は初めて走るルートになる。ここから函館を挟んで渡島半島をぐるっと回るところは、常々走ってみたいと思っていたので、今回結構楽しみにしていた。まずは、入ってすぐのセブンに寄って、補給をトイレを済ませてから出発。

■亀田半島->恵山

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渡島半島の東半分は亀田半島というらしい。海沿いのルートは平坦かアップダウンの連続のどちらかになるが、亀田半島は前者で全般的に平坦だった。

この日この辺りで右ひざが痛くなってきたので、ペースを落として膝を労わった。幸い天気も良くなり、風の影響もなく軽い負荷で走ることができて助かった。走っている途中、道路わきにつるされた昆布があちこちにあり、乾燥した昆布の束を担いで歩く人も多数いた。黄金道路のあたりの昆布は「日高昆布」で、この辺りの昆布は「真昆布」という種類みたい。ちなみに、この後羅臼で昆布ラーメンを食べるのだが、羅臼のあたりの昆布は「オニ昆布」または「羅臼昆布」とって高級品らしい。

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東海岸沿いで函館in。函館はU字の真ん中にある印象がが強いので、東の海岸で函館に入るというイメージがなかった。

このまま、海沿いをのんびりまわりたいところなのだが、恵山のところでいったん中に入って丘越え。膝が痛いのでシッティングのままで越えた。坂を下ったところがPC02。巡回のスタッフさんがいて、聞いたところでは何人かがここをスルーして行ってしまったらしい。ただ、戻ってはきそうとのこと。

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このPC横の割と近い草地で鹿が草を食んでた。こちらではよく見る風景なのかと思ったが、地元の人らしいコンビニ客の人も驚いていたので、こちらでも珍しいみたいだった。

■恵山->函館

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PC02から今日の宿の函館まで、あと50km。天気も良くなってきて、強い日差しで景色が鮮やかになってきた。スタートしてから初の好天。とても気分が良い。

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亀田半島最南端の汐首岬で、海の先にうっすらと本州が見えた。そこにはツーリング中の人もいたが、装備が軽かったので、函館ベースで走ってるのかな?

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本州に最も接近。

函館の郊外で空港の脇を通るので、それらしいものが見えるかなと思ったが、ちょっと離れていて何も見えなかった。函館の市街地に入ると交通量が増え、路線バスにも重なる。路線バスをパスしながら漁火通を進むと、土方・啄木浪漫舘など、観光地化されている海岸線に出た。函館はこれまでブルべで何度か来ているが、ほぼ駅前しか知らないのでこの辺は新鮮だった。函館もいずれ観光に来てみたい。

宿は函館駅前でもうすぐ。感じ始めた膝の違和感は結局この日は回復しなかった。駅前通りで慎重にタクシーの縦列をかわし、キラリス函館の手前で道路を渡って、ホテル最寄りのファミマへ到着。食事を買い込み、そのまま自転車を押してホテルへと移動。

■フィニッシュ

IMG_7219.JPG

17時半前にホテルに到着。この日はバイクがあまり汚れなかったので、そのままチェックイン。膝痛の影響で後半ペースを落としたが、計画に対して1.5hの貯金。チェックイン直後に食事とシャワー。その前後で、コインランドリーに洗濯を仕込んだ。昨日と比べて貯金が少なかったので、乾燥は起床後にやるとして、洗濯器からウェアを回収。寝る前に翌日の天気をチェック。3日目は好天予報で出発時間を調整する必要はなさそうだった。

計画の30分前の0:30出発を目安として、就寝。

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