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PBP 2011 (美術館編)

パリでは是非ともやりたかった美術館めぐり。今回の遠征における必須項目だったので、PBPに入る前に決行した。

見て回ったのはルーブル、オルセー、ポンピドゥーセンターの国立近代美術館という超有名所。ルーブルとオルセーを一日ではしごして、ポンピドゥーを別の日に見学。美術館なので、基本的にミュージアムパスが使える。ルーブルとオルセーでは入り口に行列ができていたが、パス用の入り口が別にあったので、スムーズに見学することができた。ちなみに、ルーブルとポンピドゥーセンターは写真撮影可(フラッシュ撮影はNG)。日本の美術館は、どこもほぼ撮影NGなので、ちょっと驚いた。

ルーブル美術館
広い、広すぎる。風が語りかけてくる。しかも、中が迷路のようになっていて、いつの間にか同じ所に戻っていたりする。その為、余計に広く感じた。入り口のインフォメーションでマップを配布しているし、館内には部屋番号表示があるのだが、それでも迷う。マップ上で行けると見て取ったルートが行き止まりだったりするで困った。

展示品は、絵画のほか、彫刻や壁画、壺、装飾品など、おおよそ美術品らしきものなら何でもあり。それらの美術品が、イタリア編とかギリシア編とかエジプト編とか適当なジャンルで分類されていた。美術品の数や種類が多いので、いろんな見方ができて面白い。面白いので、滞在中に2回行った。2回合計で5時間くらい見学。印象に残ったのは、モナ・リザ等の超有名所の絵のほかは、彫刻などの絵画以外の美術品。日本の美術館では彫刻などを見られる機会が少ないので、そちらの方が印象に残ったのだと思う。また、ルーブルは、展示品だけでなく、壁や天井などの装飾も豪華。その昔は城だったらしいので、その名残だと思う。

図録風の見学ガイド購入。旅先で荷物を増やしたくは無いのだが、これは自分へのお土産。


エントランス。ここから美術館への入り口は3つ(Sully,Denon,Richelieu)ある。中で繋がっているのでどこから入っても良いが、代表作の案内があるので、それを参考に入場する。とりあえず、モナ・リザを見たかったので、モナ・リザの案内があったDenonから入った。音響機器メーカーみたいな名前だなと思ったが、デノンではなくてドゥノンらしい。


サモトラケのニケ。モナ・リザ目的で進んでいくと、階段の先に展示されており、見上げる形で見ることになる。レイアウトの巧みさもあり、神々しい姿で入場者を迎えてくれる。


モナ・リザ。防弾ガラス入り。


モナ・リザ周辺はこんな感じ。もし日本にモナ・リザが来たら、この10倍は混むだろう。


民衆を導く自由の女神。教科書で見たことある。


「ヘイ、タクシー」。ルーブルにはおもしろ作品も満載。


ミロのヴィーナス。柵はあるものの、ガラスケースで覆われてはいない。近くに感じることができて良かった。


ジョジョ風味満載な石像。


ハンムラビ法典。目には目を。

オルセー美術館

木曜の夜は21時まで会館。ルーブル美術館を18時に出て、ホテルに戻りながら食事でもしようかと思い、オルセー脇の道を通ったら、オルセーはまだ開館中だった。お腹は空いていたが、折角なので、オルセー見学に変更。夕食は美術館内のレストランで食べた。見学と食事で2時間くらい。オルセーはルーブルほど大きくないし、館内の構造もシンプルなので、スムーズに見学できた。

ルーブルと同様に、オルセーにも教科書で見るような有名所の作品が多く展示されている。
例えば以下。
・ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット
・ミレー「落ち穂拾い
・マネ「笛を吹く少年」
・モネ「日傘を差す女」
・ゴッホ「自画像」

日本に来きたら人混みができそうだが、こちらではストレス無く見られた。ムーラン・ド・ラ・ギャレットと日傘を差す女のところに、10数名程度の人がいたくらい。時間が遅かったことも影響したと思う。彫刻などもあったが、あまり印象には残っていない。オルセーは印象派絵画のイメージが強いし、彫刻の数が少なくおもしろ風味も足りなかったからだろう。

ここでも見学ガイド購入。

ムーラン・ド・ラ・ギャレットの看板。館内で最も人が集まっていたのは、この作品の前。


入り口の行列。平日木曜の18時でこれくらい。パス用の入り口は裏手にあって、そちらは行列なし。

ポンピドゥーセンター

4階と5階が国立近代美術館で、6階は企画展ギャラリー。国立近代美術館はミュージアムパスで入れるが、企画展ギャラリーは別途チケットが必要。6階で『「パリ・デリー・ボンベイ」展』というインド現代美術の展示が行われていたが、そちらはパス。今回は国立近代美術館を見られれば満足だし、この日はヴェルサイユ宮殿を歩きまわった後で、体力的に限界だった。国立近代美術館をひと通り見て1時間程度。

ここは見学ガイドの販売は無かった。企画展の図録があったが、その企画展を見てないのでパスした。少々残念ではあったが、その一方で、荷物の増加がなくてホッとした。


国立近代美術館は、ルーブルやオルセーとは別の世界で、おもしろ作品の宝庫。


材質はソファーみたい感じ。子供が遊ぶのに良さそう。


鉄道路線図。のような絵画。


汚した地球儀と紛争の写真が並べてある。おそらく、世界平和を主張しているのだと思う。


ピカソの作品。国立近代美術館にあるピカソの作品は、確かこれだけ。ピカソの作品の多くはピカソ美術館にある。次の機会があったらピカソ美術館に行ってみたい。


弦。不定期に棒が振れるように仕掛けられており、弦が棒に弾かれて音を出す。

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