2014 日本縦断2700 BRM504 アタック青森 200

本州制覇、ラストステージにつながる200Km。(累計2100Km/2700Km)

次のステージは青森までの200Km。
ここの鍵はコースではなくゴール後の函館までの移動。
2系統のフェリーかJR。
そして、休息のために弘前のイガメンチや青森の味噌カレー牛乳ラーメンをスキップできるのか？
次回、ブルべ英雄伝説第五話、アタック青森。
ブルべの歴史が、また1ページ。


過去に逃したのグルメのリベンジを果たし、9時間52分で完走。

■実績[余裕]
5/4 05:00 [0:00] 000.0km スタート 秋田駅西口近く公園
5/4 07:27 [1:30] 058.5km PC1 ローソン能代河戸川店
5/4 10:09 [2:23] 112.9km PC2 ローソン大館桂城店
5/4 12:46 [2:58] 161.3km PC3 サンクス弘前公園店
5/4 14:52 [3:38] 200.9km フィニッシュ ローソン青森篠田店

■スタートまで

前のステージが300Kmだったため、この200Kmは5時スタート。明るくなってからのホテルをチェックアウトするのは久方ぶり。ホテルからスタート地点までのルートで迷った。一方通行の罠。

■本編
(1)PC1まで
強烈な西風、予想外に苦労した朝。

昨日の反省会の影響か、この日もスタート直後、2Km地点でトイレ休憩。早くも集団から取り残された。そして、土崎で夜明け。

五城目町。去年の宮城1000の時、真っ暗闇の中走った五城目街道は恐かったなぁ、と思い返す。この先、八郎潟に沿って進路が西寄りになると、強烈な向かい風。下ハンもって我慢の走行。1000Km以来、久しぶりの感覚だった。そして少しするとPCのある能代。能代に来ると思い出す。東北1700の時に、@WATSbrmさん@gak_t12さんと一緒に豚なんこつ食べようとして敗北した思い出。

(2)PC2まで
バター餅に2年越しのリベンジ達成。

能代から先は東に折れて、強い追い風のボーナスステージ。平地で@KimKenAJさんに追いつくものの、上りでおいて行かれた。

スノーポールやその上の道幅を示す印が、ここが豪雪地帯であることを示していた。

道の駅たかのすで、郷土菓子のバター餅を購入。東北1700の時の食べ損ねたリベンシ達成。食べる前は、その名前から、ねっとりして甘さが強くてしつこめのものを想像していた。しかし、食べてみると意外と甘さ控えめ。表面に粉をまぶしてあってべたつきは無く、食感は「すあま」。くどさが無くて美味だった。

大館に近づくと交通量が増えてきた。追い風に乗って行きたいのだが、渋滞が激しくてそうもいかずにストレスを感じながらの走行。渋滞の脇を抜けていくと、黄色のウェアを着た参加者とお巡りさんと話しているのが目に入った。下りで止まれずそのまま通過。PC2の直前で@MuAuanさんをパス。お疲れな感じだった。

(3)PC3まで
お馴染みのやたて峠を越えて、本州最後の青森へ。

大館から先、北上していると路上駐車多数。奥羽線の白沢～陣場間はメジャーな鉄道撮影スポットらしい。撮影している人を撮影して走り出すと列車の音がして、左手を青い列車が通過していった。調べてみると寝台列車の「あけぼの」が通るらしいので、たぶんそれだと思う。撮影する人は、列車の通過時刻までは車で待機していると思うので、あれだけ人が待機しているということは、もうすぐ列車が通過するという印。それに気づいて多少待てば良い絵が撮影できたかもと思うと、ちょっと残念だった。まぁ、「あけぼの 陣場」で検索すると画像がたくさんヒットするので、それで見たことにしておく。

峠手前の休憩所でトイレ休憩をすませ。秋田／青森の県境、お馴染みのやたて峠。ブルべでこの県境を越えるのは4回目。これまで3回は青森側から秋田に入ってきたので、秋田犬がペイントされた県境標識がここの印象。今回は逆方向から入ったので新鮮だった。

峠からのゆるい下りが終わり、平地に入って周りが開けてくると、視界に岩木山が現れる。岩木山が見えると、ぐっと弘前感が増す。弘前城近辺の走りにくさも私の弘前の印象で、市街地に入って狭い道に車があふれてくると、弘前感はさらに増した。

弘前はさくら祭りの真っ最中。大渋滞と人ごみでまともに走れず、超スローな速度でバイクが安定せずに恐い。ハラハラしながら走っていると、沿道にいがメンチの露店を発見。いがメンチは、去年の宮城1000の際、山田商店に買いに行ったものの、売り切れで食べられずに悔しい思いをした。この露店でその山田商店のものを出していたので、リベンジ購入。すぐ先のPCまで行ってから食べることにした。露店の売り子の青年がロードに乗っているらしく、旅程を問うてきたので鹿児島から2000Km走って来たと答え、青年を驚かせた。

(4)フィニッシュまで
真っすぐ行けば楽な弘前から青森。

PC3が大混雑でトイレも大行列だったため、トイレを我慢しながらコース上の次のコンビニへ移動して食べた。イカと野菜混ぜて小麦にといて焼いた感じ。名前からメンチカツみたいなものを想像していたのだが、食べてみた感じではお好み焼きに近かった。

弘前／青森は、去年の下北600の時の五所川原経由の峠道のイメージがあったが、真っすぐ走れば楽。バイパスを羽州街道に迂回しながら青森へ。そして、再びバイパスに合流。合流事故が多いのか、合流用の右折ガイドがあった。ここでこの区間唯一の上りが終了。

後は楽々青森まで。と、いうところで、再び右方向へバイパスを迂回するところでミスコース。ちょっと上ったところでミスコースに気付き、Uターンしようとするものの、バイパスの交通量が多くて左車線に出られず。しかたなく、広い路側帯を利用して、そのまま右車線を戻る。戻ったは良いが信号なし。かつ交通量が多くて、待てども待てども車が途絶えずに右方向へ横断できず。前後で走っていた何人かがここで足止め。ここは前後が上りで、ちょうど坂の底で速度がのっているところ。かつ、カーブで見通しが悪いので、車の方も止まりづらい地形効果。とは言え、地元のママチャリの人もいたので、いつもは渡れる程度の交通量であり、これは連休の影響なのだと思われた。わずかに車間が空いたところで、探りを入れながら侵入し、ちょっと強引に横断。もしタイムに余裕がなかったら、ここはかなり焦ったかもしれない。

そこから先は、川沿いを走る線路の趣も僅かに、あっという間に青森の市街地へ入り。新幹線の新青森駅を通過して、フィニッシュ。

■フィニッシュ後
フィニッシュ地点のコンビニに、先にフィニッシュしていた@KimKenAJさんがいたので、函館への移動方法を相談。私は新青森発19:05のスーパー白鳥を予約していたが、4時間以上間があるので、移動を前倒しすることにした。もし、@KimKenAJさんがいなかったら、味噌カレー牛乳ラーメンを食べに行ってたかも。で、GWということもあるので、特急の始発を狙って新青森まで移動。結論から言うと、青森から乗っても十分空きはあった。向かい風に逆らって新青森に移動して、15:39に乗車。新青森／青森間は普通乗車券で乗れるため、新青森出発時には結構席が埋まっていたのだが、青森でがらりと空いた。先頭座席をボックス席にチェンジして輪行スペースを追加し、@KimKenAJさんと4席1ボックスを二人で占有。初めて通る青函トンネルにワクワクしながら乗っていたが、なかなかトンネルが来ず、来たと思ったらあっという間だった。乗車中に次回予告をツイート。

函館までの移動中、駅弁を食べる。

もうひとつ食べる。

この日は函館までの移動時間の都合上、@MuAuanさん、@eijitomさんとこじんまりと反省会。お酒も最初にビールを一杯だけ。リーズナブルなメニューを頼んだ私のものが先に来て、高級品を注文した皆さんのものが出て来る前に食べ終わってしまった。函館と言えば塩ラーメンだが、締めのラーメンは自重した。いずれ、青森の味噌カレー牛乳ラーメンともどもリベンジしたい。

帰りのコンビニでガムテープを購入。最後の北海道ステージは夜に雨が予想されていることもあり、携帯するウェアを増やしたい。積載容量アップのためにサドルバッグに荷物をテープで固定しようと考えた。が、どうにも難しくて断念した。ここで携帯した輪行セットの分だけ空くので、緊急用の輪行セットだけ残してスペースを確保した。

■ライフログ

函館に移動後が一番カウントされている。やっぱり自転車での仮想値よりも、純粋歩いた実測値の方がカウンタは伸びる模様。