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LEL 2017 3日目

  • Posted by: rp-taki
  • 2017年12月29日 17:51
  • Road

LEL 3日目は、BramptonからEdinburghの往復、約305km。

■3日目 305.0Km・・・実績日時(計画:17.94km/h)[マージン]
8/01 00:49 (23:45) [-1:04] 0557.8km N7 Brampton
8/01 05:06 (03:54) [-1:12] 0632.4km N8 Moffat (停止45m) PCで仮眠
8/01 10:41 (08:20) [-2:21] 0712.0km N9 Edinburgh (停止40m) PCで仮眠
8/01 14:01 (10:46) [-3:15] 0755.5km CK1 Innerleithen (停止15m)
8/01 17:39 (13:30) [-4:09] 0804.7km CK2 Eskdalemuir (停止15m)
8/01 20:16 (16:45) [-3:31] 0862.8km S1 Brampton (停止7h45m) ホテルとPCで仮眠

■ N7~N8(Brampton~Moffat)
起床して、やっぱりもう少し寝たかったなと思いつつ、出発の準備。2泊とっているので、荷物は出しっぱなしのまま。この日に使わなそうな予備のバッテリーなどは置いていき、ドロップバッグもそのまま部屋に置きっぱなしにした。バイクを取りにガレージに行ってみると、他にも数台のバイクが止めてあった。もしかしたら私のほかにも日本人がいるかもと、フレームバッジに書かれた国を見てみたが、イギリスの方ばかりだった。準備を済ませたバイクを持ってフロントに趣き、締め作業をしているウエイターにベッドメイクは不要と伝えて、出発。

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出発時にクッキーをもらった。少しでも多くのエネルギー源がほしいところなので、ありがたく頂いた。

静まり返った深夜のBrampton。まぶしいオレンジ色の街灯の下、やっぱりもう少し寝たかったなと思う。再びPCに行って軽く食事して、出発。この夜の天気予報を事前にチェックしていたが、あまり良くない感じだった。夜空は雲に覆われて星は見えず。路面が湿っており、空気も結構湿っていて、雨が降ってもおかしくはない状況だった。が、幸いほぼ雨には当たらず。昨日の後半は景色が良かったので、夜走るのは勿体無いかなと思ったが、この区間はハイウェイの脇をひたすら走る単調な道路だったので、見どころを損なわずにすんだ。ただ、ハイウェイに沿う直前にスコットランドに入ったらしく、その案内に気づかなったのは失敗。ストリートビューで見てみたら、右車線に案内があったようだ。明るかったら気づけたかな。

ハイウェイの高架とクロスするところで、仮眠している人がいた。そこは雨が凌げる、数少ないところだな。

睡眠が不十分だったこともあり、闇夜を走っていたら、私も眠くなってきた。道中に町などがほとんどなく、単調な道路に眠気も加速。GPSで先の様子を伺うが、ただただハイウェイ脇の道路で辛くなってきた。Lockerbieまで来て、ようやく街灯の明かりを見る。街中のバス停で寝ている参加者が数名いた。私も少し休みたかったので、その少し先の右車線にあったバス停で休憩。

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バス停の椅子に腰掛けて、10分ほど目をつむって休んだ。眠気を少し晴らして再スタート。

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MoffatのPCに到着。睡眠不足が明らかだったので、PCで補給した後で、仮眠所で小一時間ほど寝た。

■ N8~N9(Moffat~Edinburgh)

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仮眠して夜が明けてから出発。

次のPCは折り返し地点のEdinburgh。

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出発直後の空は曇り空だったが、しばらくすると雲が晴れて青空が広がった。ウェットだった路面が太陽に照らされて輝き、ほどなくして乾いた。スタートしてから3日目に入り、天気のパターンが見えてきた。比較的走りやすいのは朝方。

この段階で、ペース的には計画から2時間強遅れているものの、完走に向けては時間的なゆとりはあった。が、この先しばらくは上りが続き、さらに、復路は向かい風でペースが遅れることが予想されたので、あまりゆっくりはしてられない。急いでEdinburghまでといきたいところだが、前の区間と違って良い景色だったし、折り返しが見えて気も脚も緩んだ。

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右手を緩やかに流れる綺麗な小川を横目にのんびり走り、止まって撮影したりしてペースダウン。

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丘を抜けるルートは良い景色だった。

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丘陵地帯を抜けると、もうすぐEdinburgh。ダ・ヴィンチ・コードのロケ地らしいロスリン礼拝堂(見てない)の脇を通過し、その先で細い路地に入るところでミスコース。ダートに入ってミスコースに気付き、戻ってコースに復帰。細い路地の途中で工事車両が止まっていて一時停止。先行しているライダーに詰まる。追い風を感じたが、路地が細いので無理に追い抜かず、先行しているライダーに合わせて走った。バイパスを潜って本線に復帰すると、車が増えて久々に街中の感覚。少し上って、折り返し地点のEdinburghに到着。

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せっかく来たEdinburgh。通常なら、ここでちょっと時間を使って散策でもというところ。だが今回、EdinburghにはLELの後でまた来る予定。そこで完走優先で、PCで食事した後は速やかに再スタート。聞けばやはり、何人かはEdinburghを見て回ったようだ。

■ N9~CK1(Edinburgh~Innerleithen)

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復路に入った直後、往路との分岐でどっちに行くか分からなくなり、一時停止してGPSで行き先を確認。

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少し走ると丘に登り、左手にエディンバラの街並みが見えてよい景色。幾度か止まって写真撮影。

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上りはしばらく続き、今度は右手の眼下に広々とした平野が広がり、遠くにエディンバラと海が見えて良い景色。ピーク地点のカーブには、一般のツーリストと思しき二人組が休んでいた。かなり風が吹いていたので、こんなとこで止まっていたら凍えるのではないかといらぬ心配をした。

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カーブを曲がると、目の前に見通しの良い下りが広がって、これまたよい景色。ちょうどバイクを立てかけられるところがあったので、バイクを入れて写真撮影。LELでは、強風の中でなかなかバイクを安定させるものがなくて、これまでバイクを入れて撮影できてなかった。貴重な一枚。

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そこからしばらく、気持ちの良い下り。

下って通過チェックの少し前、進行方向が湿気で真っ白で、明らかに雨が降っている雰囲気。先に走ったSR600四国、祖谷渓であたった豪雨と同じ雰囲気を感じて悪い予感。その予感は当たり、すぐに雨に包まれた。ここまでの傾向からすぐに止むだろうとは思ったが、このまま突き進むのは厳しい雨量。仕方なくレインウェアを羽織る。が、羽織っている間にも雨が弱まってきて、徒労感。とりあえず、少し先の通過チェックまでこのままいくことにした。

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狭い谷間に整備されたゴルフ場を抜けて、通過チェックのInnerleithen着。レインウェアを脱いでパッキング。休憩所に日本人の参加者がいたので、先ほどの雨について聞いてみたところ、やっぱり雨に降られたとのこと。少し補給しながら軽くお話して、ここはすぐに出発。

■ CK1~CK2(Innerleithen~Eskdalemuir)

次の通過チェックのEskdalemuirまでは、上り下りの繰り返し。それぞれ距離はそこそこあるものの勾配自体はそれほどでもなく、通常ならそこそこの速度で上って、それほどストレスなく抜けられる上りの雰囲気。しかしながらこの時は、強い向かい風のせいでなかなか進まず、長くて辛い上りが何度も繰り返される嫌な区間だった。上りの後にやってくる斜度が小さい下りは、普通は気持ちよく時間を稼げるところなのだが、向かい風のせいで下りなのに踏まないと進まないのが残念だった。

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景色が良かったのがまだ救い。下っている最中に、湿地を抜ける小川が綺麗なところがあったが、写真を撮らずに抜けてしまった。戻らずにそのまま進んでしまったことをちょっと後悔。

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丘を抜けるルートに点在する、羊脱走防止のグレーチング。思い切って真っ直ぐ突っ込むと、いちおうそのまま抜けられる。

Eskdalemuirの通過チェックは、チェックと軽い補給だけですぐに出発。出発時にバイクのサドルが濡れていたので、休んでいる間に雨が通った様だった。

■ CK2~S1(Eskdalemuir~Brampton)

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Eskdalemuirの次はホテルをおさえてあるBrampton。しばらく下り基調のはずなのだが、風向きが悪いのか、楽だった記憶はほぼなし。標高も下がって景色的な楽しみも薄れ、車も増えてきたので走る方に集中。この辺、舗装が荒くて苦労した印象。往路のルートに重なる少し手前に「Wellcome to England」の案内があった。往路でスコットランドに入った時と違って、今回ははっきりと認識できた。が、認識しつつも通過してしまったので、そのまま写真を撮らずに通過。まぁ、往路でも撮らなかったし、まぁ良いかと。

往路のルートに合流してからは、往路での記憶に違わず単調。日も落ちてしまったので、淡々と走る。時間がたつにつれ、Bramptonの到着時間が計画よりもだいぶ押していることに焦る。ペース的にはBramptonに着くのは20時過ぎ。Bramptonのホテルでは昨晩同様に0時にチェックアウトすることになるので、今夜もあまり休めない。上りが多いプロフィールと向かい風でだいぶ時間を取られてしまった。できるだけ急いで走ってBrampton着。

PCに入る道路に、案内をしているボランティアのスタッフが待機していた。PCへのチェックインは後回しにして、このままホテルに向かうつもりだったのだが、呼び止められてしまう気がしたので、先にホテルに行く旨を伝えた。が、先にチェックインすることを勧められる。が、一刻も早くホテルに行きたかったので、頑なに固辞してホテルへ。

ホテルに入ると、まずウェイターに「congratulation」と言われた。昨日は、いろいろと説明に苦労したのだが、今度は何事か理解している雰囲気。たぶん、私の後にチェックインした参加者から、イベントの詳細を聞いて理解していたのだとおもう。部屋へ入ってみると、昨晩出発する前に部屋はそのままで良いと伝えていたのだが、ベッドメイクされていた。飲み物がほしかったので1階のバーに行ってみたが、先客の注文をさばくのに時間がかかっていたので、いったん部屋に戻ってこの日の後片付け。そして再び、バーに下りてコーラを注文したら、ちょうどサーバーが空。ウェイターがあちこち探したものの、見つからずにダイエットコーラに変更。こちらは、一刻も早く寝たいので気がはやった。ようやく手に入れたコーラを一気に飲み干し、今日も0時に出発する旨を伝えて部屋に戻った。

それから急いでシャワーを浴びて体を洗い、寝る前に充電もろもろをセット。昨晩よりも寝る準備ができたのは遅い時間になってしまった。できれば、その分出発を遅らせたかったのだが、0時発は変えられない。昨晩同様23時過ぎに目覚ましをセットして、就寝。

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