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Around Hokkaido 2400 Day 5

  • Posted by: rp-taki
  • 2018年8月25日 11:55
  • Road

5日目は、増毛から稚内までの195km。
200Kmのショートステージ。走り慣れたオロロンラインの平坦路。強い向かい風で、期待したほど借金を返せないまま、中日が終了。

・5日目 194.5km・・・実績日時(計画:16.2km/h)[マージン]
8/14 08:10 (05:00) [-3:10] 1290.0km オーベルジュましけ
8/14 99:99 (05:03) [ 9:99] 1290.9km セブンイレブン増毛町店 スキップ
8/14 10:34 (99:99) [ 9:99] 9999.9km セイコーマートむらい苫前店 計画外
8/14 11:06 (08:59) [-2:07] 1354.6km PC05 セブンイレブン羽幌役場前店
8/14 14:45 (13:05) [-1:40] 1421.0km セイコーマート天塩川口店
8/14 18:24 (99:99) [ 9:99] 9999.9km セイコーマートふるにし店 計画外
8/14 99:99 (17:00) [ 9:99] 1484.5km セイコーマート大黒店 スキップ
8/14 18:53 (17:00) [-1:53] 1484.5km ホテルニューチコウ

■スタート

ぐっすり8時間くらい寝て6時起床。

まだ朝食まで時間があるので朝風呂へ。大浴場で複数の浴槽を回って満足した。朝食後にすぐ出られるように、出発の準備をすませて7時に朝食を食べにレストランに行ってみたら、まったく準備している感がなく、フロントの人に聞いてみたら7時半からだった。十分寝たので早く出たかったのだが仕方がない。部屋に戻って30分待った。表の様子を見たらもう雨は止んでいて、路面も乾き始めていたので、もっと早く出ても良かった。ま、苫前のココ・カピウでウニ丼を食べたかったので、あまり早く出ても仕方がない。

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7時半から朝食バイキング。ココ・カピウには開店前には着きたいので、急ぎ朝食を済ます。急いではいるが、お腹いっぱい頂いた。

朝食後、梱包しておいた荷物を返送しにフロントに。フロントで何度か人を呼んでも誰も現れない。従業員がレストランの給仕もしていて、そっちにかかりきりっぽい。レストランの方に呼びに行って、対応をしてもらった。

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ちょっとタイムロスもありつつ、8時過ぎに出発。昨夜のチェックインが20時前だったので、ここでの滞在時間は、AH2400の期間中で最も長い、約12時間だった。

■増毛->苫前

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目指すは、苫前のココ・カピウ。曇り空だが路面はほぼドライ。風はわずかに向かい風。苫前まで約60Km。ココ・カピウの開店は11時。8時過ぎの出発から3時間弱で行こうとすると、ave20Km/h強。5日目で脚の疲れを少々感じていたが、ガシガシ踏んでいった。

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懸念していた小平町の通行止めもなく、北上。

苫前の少し手前で、ポツポツと雨が降ってきた。ココ・カピウが行列でも並ぶ気でいたので、雨が降ってるとちょっと面倒。レインウェアがあるとはいえ、傘持ってないし。悪い予感を抱えつつも、苫前には10時半過ぎには到着。行列の可能性を考えて、事前にコンビニに寄ってトイレを済ませてから、ココ・カピウへと向かった。その手前に2年前のBAJの時に宿泊した苫前温泉ふわっとがあって、通過しながらその時のことを思い出した。目指すお店は、そこからすぐ。

ココ・カピウについてみるとお店の前には人影なし。普通なら良しとするところだが、ここは人気のお店だし、お盆休み中でもあるのに、この様子はおかしい。悪い予感をおぼえつつ、バイクを止めてお店の前へ。

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「ウニ丼は完売致しました。」
並ぶ覚悟で来たのに、お店の開店前に敗北。

■苫前->天塩

苫前を後にして再び北上。悲しみを力に変えて。冷たい風が吹いてきたのでウインドブレーカーを羽織って、羽幌のPC5に11時過ぎに到着。ウニ丼は食べられなかったが、朝食をお腹いっぱい食べていたので空腹感はなく、むしろまだ満腹。少しだけ食べてすぐに出た。この後、いつも食べ逃している天塩のしじみラーメンがあるので、それが目標。

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羽幌から先は天塩まで、初山別、遠別と町が連続してるので、気持ちが途切れずに走りやすい。平地だし。いつものパターンだと遠別のセイコマあたりで一休憩。お昼時ではあったがまだお腹は空いておらず、天塩でラーメン食べるので今回はスキップした。

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そして、天塩の道の駅でしじみラーメン。道の駅は混雑していて、レストランで少し行列。食券の販売機に気づかず、事前に食券を買わずに並んでた。案内されてから食券を購入。混雑のため、食事が出てくるまで少し時間がかかった。ラーメンはお腹にやさしそうな味で良かったが、普通サイズでは量は物足りなかった。追加メニューを頼むとまた時間がかかりそうなので、もともと寄る予定だった近くのセイコマへ。そこで追加でミルクアイス食べて、この先恒例のサロベツ原野、道道106号稚内天塩線へ。

■天塩->稚内

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天塩川の先に見えるのは、オトンルイ風力発電所。

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3回目ではあるが、オトンルイ風力発電所の発電機前をバックに、記念撮影。

風力発電機を過ぎた辺りで小さな羽虫が増えてきた。吹きっさらしの向かい風、のんびりストレスなく走るつもりだったのだが、まとわりつく虫が超ストレス。これまでも朝夕の川沿いで多くの虫にまとわりつかれて不快を感じることはままあったが、ここは桁違いの虫の量。考えてみると、北海道は他の地方よりも虫が多いなと感じるところで、さらにこの辺りは原野だけに虫も多いはず。過去に走った時には虫ストレスは皆無だったのだが、時間が悪いと酷いことになると知った。オートバイもたくさん走っていたが、あれくらいの速度が出れば虫を弾き飛ばせるのかもしれない。

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サロベツ原野駐車公園のあたりが虫のピーク。地獄だった。虫が気になって走行車線が乱れ、背後の車からクラクションを鳴らされること数度。ずっとこのストレスが続いたらどうしようと恐ろしくなったが、幸いこれ以降は徐々に虫は減っていった。

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オロロンライン側の45度。翌日には、オホーツク海側の45度を見ることになる。

この後、景色の変化がない直線エリアに突入。

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自転車乗りを殺すにゃ刃物は要らぬ、ド直線の30Kmも敷けばよい。

初めて走った時ですら、変化のない景色に30分で飽きた稚内天塩線。3度目ともなると、いかにして無心で走るかがテーマ。ものは試しとクランクを回した回数を数えてみたりするが、数が増えると数えるのが追い付かなくなる。また、向かい風に疲れて腰を浮かせたりすると、カウントが乱れる。その度に0から数え直していたが、その苦行に賽の河原を連想してしまった。

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停まって写真を撮ろうにも、道路わきに立てかけるものが少ないので、バイクを入れた撮影がちょっと面倒。

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稚内in。心に潤いが戻る。

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こんな緩やかなカーブでも、乾いた心を潤すオアシス。

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こんな緩やかなアップダウンでさえも、オアシス。

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見た目は相変わらずだが、終わりが見て取れるGPSのルート表示を心の拠り所に、先へと進む。

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我慢すること2時間程度でたどり着いた「こうほねの家」。ここはBAJの時の最終Photoチェック。その時はもうすぐゴールかつ追い風で、ともて気持ち良かった。が、今回はまだまだ道半ば。展望台がここにはあるが、今はほぼ海しか見えないのであまり見栄しない。ここで夕日を待っていたら遅くなってしまう。暗く前には稚内のホテルに着きたかったので、そのまますぐに出た。

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こうほねの家から稚内までは、すぐに着くイメージだったのだが、割と長かった。ゴールを惜しんで走ったBAJの時と違って今回は早く着きたかったし、さらに向かい風だったし。最北の木造駅舎の抜海駅は前に見たのでスキップした。

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海岸線から稚内に抜けるところで丘越え。

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上り途中の夕日が丘パーキングで、うっすらとシルエットが見える利尻山を撮影。もう少し遅かったら夕焼けが綺麗だったみたい。

丘を越えて、下るとすぐに稚内の市街地。その前のセイコマふるにし店をのぞくとイートインがあったので、ホテル前の食事。計画では、ホテル近くの大黒店の方に寄る予定だったが、中でさっと食べられるならその方が良いのでこちらに変更。もう少し早ければ稚内でお店を探して食事したかったが、ここまでちょっとゆっくりし過ぎた。

イートインで食べるのに合わせて買い込んだ翌日の朝食を持って、ホテルへと向かう。BAJの時にこの近くでスポーツ自転車のお店を見た記憶がある。この日走りながら、稚内で調子が悪いBBを交換できないかなと考えていたのだが、そのお店は見当たらない。時間的にすでに営業時間外だと思われるので、特に探し回ることもせずホテルへ。後で調べてみたところで、おそらく「稚内サイクル」というお店だと思う。

■フィニッシュ

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ルートからほんの少し逸れてホテルチコウにチェックイン。フロントの人が、自転車で来る予定の人がまだ数人来てないと言ってた。AH2400の参加者の可能性が高いと思うので、おそらくこれから来ると思いますと答えておいた。今日は天気が悪いというわけでもないので、多少遅くはなっても稚内までは来るだろう。

このホテルは、バイクを部屋に持ち込ませて頂けて有難いのだが、浴室に用意されたシャンプーとボディソープが小分けのアメニティなのがちょっと辛かった。汚れた体は、石鹸を多めに投入してきちんと洗いたいが、それにはちょっと足りない。携帯しているボディタオルでなんとか泡立った。

翌日の出発は計画では2時発。翌日の天気をチェックすると夜の間の雨はなさそう。少し前までは雨の可能性もあったので、まずは一安心。今回、宗谷岬から先の宗谷丘陵は楽しみにしていて、そこは少しでも明るく見られる時間に通過したい。6日目に入るので、多少はペースを落としても大丈夫だろうと考えた。そこで、宗谷岬の通過を5時として、出発時間を3:30に変更。

それを目途にアラームを設定して、就寝。

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