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Around Hokkaido 2400 Day 6

  • Posted by: rp-taki
  • 2018年8月25日 11:56
  • Road

6日目は、稚内から網走までの330km。
宗谷岬から先は2010年以来で久しぶり。宗谷丘陵とエサヌカ線はドライ。楽しみにしていた所は良かったが、向かい風と雨に阻まれ、借金の返済はならず。

・6日目 329.7km・・・実績日時(計画:17.4km/h)[マージン]
8/15 03:31 (02:00) [-1:31] 1484.5km ホテルニューチコウ
8/15 05:05 (03:30) [-1:35] 1510.6km photo check 05 「あけぼの像」
8/15 07:05 (05:43) [-1:22] 1549.0km セイコーマートさるふつ
8/15 09:07 (07:32) [-1:35] 1580.4km セイコーマート浜頓別
8/15 12:02 (99:99) [ 9:99] 9999.9km セイコーマートふじた枝幸店 計画外
8/15 99:99 (12:06) [ 9:99] 1659.6km セイコーマート雄武店 スキップ
8/15 13:47 (99:99) [ 9:99] 9999.9km 道の駅 おうむ 計画外
8/15 16:27 (14:49) [-1:38] 1707.0km セイコーマート紋別港町店
8/15 18:14 (16:21) [-1:53] 1733.6km セイコーマートたかだ中湧別店
8/15 20:32 (99:99) [ 9:99] 9999.9km セイコーマートところ店 計画外
8/15 22:05 (20:42) [-1:23] 1808.9km PC06 ローソン網走大曲店(フィニッシュ時補給)
8/15 22:44 (21:00) [-1:44] 1814.2km 網走セントラルホテル

■スタート

起床。この日、装いを近畿のジャージからBAJのジャージにスイッチ。以降、BAJのジャージを帯広まで運搬。7,8日目は、寒かったので、別のロングスリーブを着たけど。

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昨夜の計画通り3:30に出発。ホテルの外で他の参加者が出発の準備をしてた。

■稚内->宗谷岬->宗谷丘陵

ここ数日の予報では、稚内あたりも雨が降りそうな予報もちらほら出ていたが、幸い雨は降ってない。恐れていた夜の最北端での雨は回避できて助かった。ただ、今日はずっと強い東風で、当然宗谷岬までも向かい風。とは言え、この近辺で何度も経験した爆風に比べると、全然まし。しばらく進んで緩く北にカーブすると風向きも傾いてさらに楽になった。

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ほぼ思惑通りの5時前に宗谷岬。photoチェックはこの先だが、せっかくなので、4度めの宗谷岬で記念撮影。風はまだそこそこで、最北端の碑にペダルでバイクを立てかけ、風に煽られることなく無事撮影完。すると、バイクのライダーの集団が記念撮影に来たので速やかに撤収し、売店の自販機でコーヒーを買って飲んで出発。

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photo checkの「あけぼの像」までの坂は、距離はほとんどないが、急勾配。これまでではもっとも急だったか。次の日の開陽台の手前も急坂だったが、勾配は同じくらいだったかな。こっちは距離が無いので、嫌になる前に終わった。

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坂を上った先の、あけぼの像でphoto check。

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広場内には建物や作品など。先を急ぐので遠目に見ただけ。

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進行方向には、趣きを感じさせる風車の建物が見えた。近づいたらお土産屋だった。作られてない自然な景色を期待してたので落胆。

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期待に胸を膨らませつつ、ウインドファームへと向かう。

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その期待した宗谷丘陵は、一応見られはしたものの、低い雲がかかっていてウインドファームの風力発電などは良くは見られず。雨降ってないだけましか。

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ウインドファームから先はLELで見た景色と似てると思った。比べてみるとLELの時の方が一面広々とした景色ではあったかな。悪く言うと宗谷丘陵の方はスケール感に欠け、良く言うと景色が近い感じ。先月走った美瑛のあたりはPBPの景色と似てるなと感じたところで、あちらもあちらで似たような印象を受けた。そんな景色を見ながら、丘陵地帯のアップダウンを、それなりに長い距離を走って南下。丘陵地帯の割に風の影響はあまり無かった。横風だったからかな。

いったん南下を終えて、猿払に向けて東に折れると海岸線へのゆるい下り。本来は脚を休められるところなのだが、強い向かい風の影響で踏まないと進まず、休めなかった。

■猿払

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海岸沿いのオホーツクラインに下りると、強い向かい風。薄暗くもあって景色も今一つで、気分は乗らない。停車して風のはためきを写真に撮ったり。昨日のサロベツ同様、気持ちを紛らわせながら走り、さるふつのセイコマで予定通り休憩。

猿払は、2010年の北海道1200以来久々。この辺は微妙に覚えてて、漁協の直売所で買おうか悩んだこととか、道の駅で温泉に入ったこととか、併設のレストランでホタテカレーを食べてからすぐ先の仮眠所に行ったところAJ北海道のスタッフさんがスープカレーを振る舞っていたのだがすでにお腹いっぱいで食べられなかったこととか、懐かしく思い出した。

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2010年にカレーを食べた道の駅。

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カレーを食べた後に入ったお風呂。

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カレーを食べ損ねた仮眠所。

■エサヌカ線

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そこからすぐ、この日の見どころ、エサヌカ線。たしか、スタート前日のミーティングで、スタッフさんが「晴れれば今回一番のビュースポット」と言われていたところ。残念ながら晴れではなかったが、ドライではあったので、楽しめた。2010年の北海道の1200の時はここを走った記憶がなく、振り返ってみると国道を通るルートだったみたい。なぜこちらを通さなかったんだろ。通過時間が夜になりそうだったからかな。

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先日のオロロンラインも真っ直ぐ過ぎだったが、こちらもこちらで真っ直ぐ過ぎ。オロロンライン程の長さはないので正気でいられる。風も強くて進まないので、あきらめてゆっくり走って、所々で停車しては撮影など。この辺では、一眼カメラでで撮影してる参加者(たぶんA氏)あり。パッと見、フルサイズ。雨に濡れても大丈夫なんだろうか。

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左手の草むらを鹿の群れが並走してたかと思うと、徐々に近づいてきて、目の前の道路を横切って行った。

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草むらをバックに。車道から草むらに入ることができて、何気なく入ったら草の水滴でシューズが濡れた。入って良いものなのかどうか迷ったが、そこまで神経質になる必要は無さそうだった。

■浜頓別->雄武

エサヌカ線を走り終えてすぐ、浜頓別のセイコマでまた休憩。ここまで曇りではあったが、楽しみにしていた宗谷丘陵とエサヌカ線をドライで抜けられたので、この日は満足。この後、雨の降り始めができるだけ遅れることに期待。北見神威岬を過ぎて枝幸に入り、先の北見神威岬公園でトイレ休憩。

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そして北緯45度。オロロンライン側の45度は馴染みがあるが、オホーツクライン側の45度は2010年以来。久々というか、記憶がない。あの時は確か夜だったし。海岸沿いまで降りると北緯45度のスポットとなる広場があるみたいだったが、ちょっと遠いのでパス。国道沿いにもモニュメントがあったので、それを撮影。

国道から看板が見えたウスタイベ千畳岩を、雨の気配に先を急ぎたかったので、スキップ。ここにしろ手前の北見神威岬にしろ、天気に不安が無かったら寄ってみたかった。枝幸の町を通過し、マリーンアイランド岡島まで来てトイレ休憩。そろそろお昼時で、できれば道の駅のレストランでゆっくり食事をしたいと思ったのだが、やはり先を急ぎたかったので、すぐ出発。すると、それからすぐ、とうとう雨が降り出した。降り出してすぐにそこそこの雨量だったので、小学校そばにバス停を見つけて、雨を凌ぎつつレインウェアを羽織った。走り出してすぐにコンビニ発見、セイコマふじた枝幸店。計画外だが、本格的にウェアが濡れてしまう前に一休憩。

雨が降ってきたので、この後は写真なし。

次の休憩予定の雄武までは20Kmほど。もともと向かい風で寒かったところに雨が降ってきて、さらに冷えてきた。計画では雄武での休憩はコンビニの予定だったが、道の駅での休憩に変更し、道の駅の入り口に自転車を止めて入店。道の駅には他にもツーリングで走っているらしい人とかバイクのライダーやらが何組か雨宿りしていた。

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暖かいうどんとコロッケ2個を食べて、ちょっと温まる。暖房を点けているわけではないので、店内はそれほど暖かいというわけでもなかったが、コンビニの駐車場で雨の下よりははるかに良い。

この日はこれから雨が降り続く予報。雨が止むならここで待ったのだが、止まないのであれば、ここで長居しても後が辛くなるだけ。意を決して出発。

■紋別

40kmほど走って紋別。セイコマによって今度は駐車場で屋外休憩。もう17時前で薄暗い。この日の宿は網走。紋別からはまだ100km超あり、宿に着くのは確実に夜更け。夜明けに向かう夜間走行は、静かで走りやすく、結構好きなのだが、夜更けに向かう夜間走行は、車の往来が残っていて単に暗くて危ないだけで、嫌。ここまでは連日、あまり遅くならずに宿に辿りつけて来てたが、今日は避けられなそうでちょっと気が重い。しかも、雨。

■紋別->湧別

網走に向けて走り出した紋別の町中。ルート沿いにあるホテルの駐車場には車が多く停まっており、宿泊者がたくさんいるようだった。もしかすると、参加者の中にもここ紋別に宿をとっている人もいるかもしれない。もし、雨が今日だけなら紋別泊を羨んだかもしれないが、明日も雨予報。そうなると、大変でもやはり網走までは行っておきたい。天気が良ければ寄ろうと思っていたカニの爪をスキップして先を急ぎ、左手にオホーツクタワーを見ながら川を渡って、紋別の市街地から離脱。

次の計画休憩は湧別。湧別の町までは、雨雲の切れ目から夕焼けが見えたりもしたが、それほど印象的な景色にはならなかったので、停まることなく先へ。

湧別川を越えてから南に折れると市街地で、そのあたりは以前走ったような覚えがあった。調べてみたら2010の北海道1200で走ってたので、その時の記憶っぽい。その時は国道242号で内陸に入って行って、道路左手に(株)テクノという会社を見て昔の知り合いを連想した。その国道242号と分岐するセイコマのイートインで休憩。計画ではこの先は網走までノンストップの予定だったので、しっかりと補給。出発するときに後続のライダーが来たので、この後で追い付かれるかなと思ったが、来なかった。

■湧別->網走

湧別からは本格的に夜。ここから網走までは初めて走るエリアなので、普段なら楽しめるところなのだが、夜で雨。そしてまだ車どおりは多く嫌な時間帯。先日の札幌から増毛までのオロロンラインよりはマシだったが、ストレスレベルは高めだった。ストレスが大きくなったためか、序盤に調子が悪くなったBBの異音も気になる。ドライの間はまだマシなのだが、雨になると顕著にガリガリ音がする。また右のクランクを踏み込んだ時に、わずかにカクっとペダルがズレるような衝撃があって、この先最後までもつかどうか不安になった。

湧別直後は左手にサロマ湖を見ながらの走行。相変わらずの向かい風でペースが上がらず、思いのほか時間がかかった。夜のサロマ湖の道の駅でコーヒーとトイレ休憩。道の駅の前後にルートインがあったが真っ暗、休館中みたい。もし営業していたらこの日の宿にちょうどよかったのに。それからサロマ湖を抜けて、常呂のセイコマで計画外の休憩。ここから網走までそれほど距離はないのだが、思いのほか時間がかかって疲れたので、いったん休憩。

能取湖畔に入ると、ルートが南に折れて追い風になり、風の恩恵で楽に走れた。が、その距離は短く、このまま一気に網走までとは行けず、能取湖が終わるとまた東へのルートで向かい風でスピードダウン。網走湖半に出て、ようやくこの日の目的地の網走、PC6に到着したのは22時。この日は距離こそ330Kmだが、ほとんど平坦路なので、楽に走っても15,6hで着くところ、今回は18.5hもかかってしまった。

とりあえず、ホテルに行く前にイートインで食事。そして、翌朝の食事を買い込むとともに、バイクの汚れを落とすタオルとシューズに詰める新聞を購入。時間が悪く、普通の日刊新聞が売っておらず、特別編集でお高めのアニメとアイドルの新聞しかなかった。ホテルで古新聞を貰うことも考えたが、無かったら面倒なので、値段が低い方のアイドルの新聞を購入した。新聞の用途を知らない店員は、自転車でびしょ濡れで来店した客が、値段の高いアイドルの特別編集新聞を買っていくということに奇妙さを感じたはず。

■フィニッシュ

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そして、PC6から2Kmちょっと走って、この日の宿の網走セントラルホテルに到着。ホテルの前でバイクの汚れを落としてチェックイン。事前に自転車の持ち込みについては了承を取り付けていたが、フロントの内装が割と豪勢だったので大丈夫だろうかとちょっと心配になった。が、無事、自転車の部屋への持ち込みはOK。ただ、洗濯の方は、洗濯機はあるが乾燥機がない。ドロップバッグに着替えはあるので問題はないが、替えて返送するにしても、できれば洗濯しておきたい。シャワーを浴びている間に洗濯して、部屋に干した。

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コンビニで買ったお高い新聞を、読みもせずに千切って、シューズに詰めた。

翌日の天気予報は、朝から雨。ここ数日の予報で予想していた通り、知床峠を含む明日が今回のAH2400のクライマックスになりそうな感じ。覚悟を決めた。計画からの遅れは2時間。計画では明日の出発は5時だったが、遅れ分をそのままスライドさせて、7時出発に変更。計画自体に余裕を持たせているので、多少予定を遅らせても制限時間を越えることはない。7時出発を目途にアラームをセットして、就寝。

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